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第12回 長い大学生活でしたが、卒業する時が段々近づいて来ました

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職探し

私は現在、大学へ通ったり、コーヒーを作ったり、お菓子を作ったり、色んな事を試しています。長い大学生活でしたが、卒業する時が段々近づいて来ました。

大学での専攻は、社会科学。心理学、政治学や、人間関係などを習います。高校の最後の年にこの専攻にものすごく興味があり、習いたくて決めていましたが、この3年の間に少しずつ他の事に興味を持ち始めました。その専攻の職業に就くには英語力も高くなければ行けません、その為就職探しは結構難しいのです。

バリスターという職業

カフェで5年間働き、知らない間に全く珈琲オタクになってしまいました。バリスターは「職業」とはまだ思われていませんが、バリスターもしっかりした職業です。コーヒーを作るだけでは無く、コーヒーマシーンの故障を修理出来る事や、初心者にコーヒーを教えるトレーニングを出来ることや、コーヒーをお客さんに試してもらって美味しいという事を伝えるのも大切なバリスターの仕事です。

私はこの仕事にすごく憧れていて、卒業後バリスターとして、将来を過ごしたいと思っています。確かに3年間大学で習った事とは全く違う職業に就くのは、凄く勿体無い事だと思いますが、自分のやりたい事はコーヒー関係です。私のバリスター先輩達も皆大学で専門していた専攻では無く、バリスターになりたいと決意して、30代や20代後半からこの職業に変更しました。

私は、コーヒーマシーンの修理と初心者をトレーニングする事に、今すごく興味があります。この前、私のボスのマシーンが故障してしまった時に、私が偶々働いていて一緒に付き添いをして修理を手伝いました。凄く楽しくって、もっと修理の事を習いたいと思いました。

多くの女性バリスターは、あまりマシーンの修理みたいな地味な仕事は好みませんが、私は「こんなにマシーンの事を理解出来るチャンスなのに、それをしたくないなんてバリスターオタクでは無い!」と思います。

マシーンの修理

最終の目標は、自分のカフェをオープンする事です。私とロースターのパートナーシップで、コーヒーは自家焙煎にする予定です。お店のメインはパイ&コーヒー。甘いパイが数種類並んでいて、美味しいコーヒーを味わえるコンセプトのお店にしたいです。甘いパイは朝、昼、おやつ、寒い日、温かい日、何時でも美味しく味わえる素晴らしい食べ物なのです。

早くお金を貯めて、お店を開店したいです。アメリカのようにニュージーランド人にも甘いパイをもっと味わって欲しいと思い、考えたお店です。コーヒーは私と一緒に考えて、2人の理想を描く味にロースト出来るロースターを探しています。私はあまりローストには詳しく無いので、ロースターが相談に乗ってくれたり、ローストの事を積極的に決めたりしてくれる人が理想です。

まだこんな未熟な私がお店をオープンする夢を持つのは早いと思いますが、最終的にやり遂げたい事です。

それまでは、学ぶ事は星の数程有ります。まだ経験も足りていないし、あわてん坊の20代ですが、これからも夢に目指して頑張ります。

COFFEE MANIA 2号

バリスター、ベイカー、女子大生
2001年家族でニュージーランドに移住
2010年家族でカフェをオープン
2014年カフェを改造し、Little Rascals Coffee shopに変更。
2015年NZ Brewers Cup 4位