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ニュージーランドで運転!オークランドを一周したわたしが感じた日本と違いや交通事情のまとめ(2)

前回は高速道路について触れましたが、今回は一般道路についてご紹介します。

日本より複雑な信号

日本の信号は赤→青→黄→赤・・・とわかりやすいですよね。ニュージーランドも赤、青、黄の三色なのですが色の変わり方が、時にちょっと複雑なんです。

それはどんな時かというと、右折などの矢印がついている場合です。

色に関する意味は同じなので、隣の列に惑わされないようにしっかり自分のいるところに信号の色に従っていれば問題ありません。

左折よりも右折がしやすい

信号のある交差点では右折がしやすいです。右折専用の矢印が青のとき、歩行者の信号は赤なのです。日本だと交差点に入って横断歩道の前で歩行者を待ちますが、そのような交差点では歩行者を待つ必要はありません。

左折はちょっと複雑?

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左折は慣れるまで少し怖いかも・・・。上記のような交差点では、信号の色に関係なく右から車が来ていなければ進んで行けるのです。信号は赤なのに曲がれるの?とかあの車はスピードを落とすのかな?とか、色々考えて曲がるタイミングを掴めず後ろの車にクラクションを鳴らされたこともあります。信号のある交差点で左折用のレーンがあるときは、安全を確認してどんどん進んで行きましょう。

馴染みの薄いラウンドアバウト

ラウンドアバウトは、日本でロータリーと呼ばれているようなまぁるい交差点のことです。

大きいラウンドアバウトも小さいラウンドアバウトも、馴染みが薄くて入っていくのに勇気が入りますよね。基本的なルールを抑えておけば大丈夫。

ラウンドアバウトに入る前に自分がどの道へ進みたいのかウィンカーで示しておきます。

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赤い車がピンク色の方向へ行きたい場合は左ウィンカー、水色の方向へ行きたい場合はウィンカーなし、緑色の方向へ行きたい場合は右ウィンカーを出します。

入っていく時に覚えておくことは、右側から来る車が優先ということ。右側がクリアになったらラウンドアバウトに入っていきます。

進みたい道のところ手前で「ここでラウンドアバウトを出ます」という合図として左方向へウィンカーを出して脱出します。

ぼんぼりのある横断歩道

歩行者にはあまり優しくないニュージーランドですが、この横断歩道では歩行者が優先となります。

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オレンジ色のぼんぼりを見かけたらスピードを緩めて、歩行者が近くにいないか確認しながら走ります。もしも渡ろうとしている人がいたら止まって歩行者が渡るのを待ちましょう。

シートベルトの着用

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ニュージーランドでは全席シートベルト着用が義務付けられています。シートベルトを着用していない場合は$150の罰金です。日本ではシートベルトを着用していない人が同乗していた場合も運転手の責任となりますが、ニュージーランドではシートベルトを着用していない本人の責任となります。助手席や後部座席に乗っているときも、安全のためにシートベルトを忘れずに!

携帯電話の使用

携帯電話も使用も大変危険なので日本と同じく交通違反となります。

9出典:New Zealand Police

パトカーもしょっちゅう止まっていますが、スピードを出しすぎて事故を起こすことを防ぐための大切な仕事です。スピードの取締りをしているパトカーを見かけたら「ここでは事故が起きやすいのかな。事故に遭う前に気がつけて良かった。」と安全運転へ意識を向けてみてくださいね。

 

New Zealand Police

Driving rules and legislation
https://www.police.govt.nz/advice/driving-and-road-safety/driving-rules-and-legislation

記者プロフィール

nana

nana

北海道出身、元警察官のnanaです。2015年にドイツ人のパートナーとともにニュージーランドへ。ワクワクすることとアイスクリームがエネルギー。

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