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外国人の名前が覚えられない

外国人の名前が覚えられないという悩みを持っている人に、名前を覚えるヒントをお伝えします。

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今回は、名前の重要性にについて述べたいと思います。

以前名前の重要性について述べましたが、実際外国人の名前を覚えるのは大変ですよね。
 
ウエブサイトで検索すると名前の覚え方というのが出てきますが、それは馴染みのある日本人の名前の場合であって、馴染みのない外国人の名前の場合は適応しないものもあります。

それではどうして外国人の名前を覚えるのが大変かを分析し、対策を考えてみましょう。

1.外国人の名前は、馴染みがないのでなかなか耳に残らないし、記憶にも残らない。

名前を 記憶する場合は、イメージで覚えると覚えやすいのですが、聞いたことのないような名前だと、イメージさえ浮かびません。例えば鈴木という名前なら、自分の知っている別の鈴木さんをイメージしてその二人をリンクしたりすれば覚えやすいし、漢字で覚えればよりイメージしやすくなりますが、初めて聞く名前だとイメージできないし、外国人の名前だと漢字でもないので難しい。

また、初めて聞くような名前だと最後まで覚えなければいけません。日本の聞き慣れた名前なら、最初の一字だけでも覚えていればあとは推測でも出てきます。例えば田中なら“た”だけでもなんとか推測できますよね。

対策: よくありそうな名前を調べてできるだけ耳に馴染ませておきましょう。

2.発音が難しく聞き取れない。 たとえ聞き取れても発音が難しくて言えない。

これは、名前を覚えるという問題以前に英語の音に慣れていないということでしょう。

対策: 耳と発音のトレーニングが必要ですね。とりあえずカタカナ式でもいいから覚えて、あとで発音のトレーニングをしましょう。

3.もともと覚える気がない。

これが一番の問題。日本では、名前で呼び合う習慣があまりないので、相手の名前を覚える習慣がないのが原因です。

対策: 名前を覚えないと大恥をかくぐらいの気持ちを持ちましょう。 これは癖のようなもので、覚えようとしない癖から、覚えようとする癖に変える必要があります。

4.名前以外の自己紹介の英語を聞き取るのに必死で名前を覚えることに集中できない。

英語を聞くのに日本語以上に集中しなければいけないので、相手の話を聞くのに必死で、名前を覚える余裕がない。

対策: 名前を覚えるのに専念するのをお勧めします。名前さえ覚えれればその人とあとで個人的にお話をして聞き逃した情報を聞くことができます。また、相手もすべての情報を覚えてもらっているとは期待していません。

5.自分の自己紹介の番が気になる。

自分の番が近づいてくると、何を話したらいいか気になって 他の人の自己紹介を聞いている余裕がない。

対策: 自分の自己紹介は事前に練習して、緊張しなくてもある程度言えるぐらいにしておけば、もっと相手の話に集中して耳を傾けられます。 相手にとっては、少々うまく自己紹介されるより、名前を覚えてくれたという方がもっと好印象を与えます。

6.たとえ名前を覚えても、名前と顔が一致しない。

馴染みのない外国人の顔は、区別がつきにくいのは事実です。ですから顔と名前をリンクさせるのも難しいです。

対策: つきなみですが、その人に興味を持つ、特徴のある部分を素早く見つけるようにしましょう。

まだまだあると思いますが、上記が主な原因ではないでしょうか?

  • 上記の対策以外には、他の人どうしの会話を聞いていて、名前で呼びあうのを聞いて覚える。
  • 一人でも名前を覚えればその人と仲良くなって、その人から他の人の名前を聞き出す。
  • パーティーや会議などで出席者のリストがあればなんとかそれを手に入れて事前に名前の下調べをする。会社や組織の役職の人なら、ウエブサイトなどで事前に名前をチェックしておく。
  • 名前を覚えるのが苦手だと事前に言ってしまうのもありだと思います。そう言っておけば万が一忘れても、あとで聞き直しやすくなります。
  • とにかく名前の一部だけでも覚えましょう。本人に名前の一部だけでも言おうとすれば、助けてくれます。少なくとも、覚えようとしたという努力が伝わります。
  • 少人数なら、その場で覚えられなかったことを正直に言って本人に再度名前を聞くこともできます。
  • 今後付き合いがありそうな人を絞ってその人だけ覚えるとか、メモをとるとか、覚えられなかった人と話すのを避けるというのもありますが、できれば避けたいですね。

記者プロフィール

Arata

Arata

ニュージーランド滞在20年以上の視点から日本とニュージーランドの習慣の違いや、グローバルで活躍するためのヒントについてブログを執筆。
 
最近4コマ漫画のブログも掲載中

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