クライストチャーチに来て、この街が好きになった大きな理由として挙げられるのが図書館です。私は毎日利用しています。なぜかというと、図書館でできることがたくさんあるからです。そもそも図書館とは何のためにあるんだろうと考えさせられます。

日本の図書館法によると「図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存して一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に資することを目的とする施設」だそうです。

英語では「Libraries play an essential role in local communities by providing access to information and resources, supporting literacy and education, promoting lifelong learning, and serving as a community gathering space.」（Google翻訳によると：図書館は、情報やリソースへのアクセスを提供し、読み書き能力と教育を支援し、生涯学習を促進し、コミュニティの集会の場として機能することにより、地域コミュニティにおいて重要な役割を果たしています。）

ちょっと違うことがわかります。クライストチャーチの図書館でできることをまとめてみます。

①蔵書検索。

図書館にもよりますが、本を借りることができます。外国語の本も多くあり、Turangaなどには日本語の雑誌なんかもあります。proof of residenceを提示し、図書館利用カードを作れば1人30冊まで借りることができます。ホステルなどでもTemporary Registerということで学生ビザも提示して2冊借りることができます。登録する際は身分証明ができるようにパスポートなども忘れずに。（無料です）

②パソコン

会員登録が済めば、街に点在する全ての図書館でパソコンを利用することができます。キーボードの設定を変えれば日本語も打つことができます。もちろんインターネットも利用可能です。

③コピー機

パソコンから印刷をすることができます。カラーは一枚50セント、白黒は20セントです。私はCVなどをパソコンで作成してコピー機で印刷して、就職活動をしました。常に何枚か持っていると、「ここで働いてみたい！」と思ったときにCVを渡せるのでおすすめです。

ちなみにスキャナは無料で利用できます。スキャンしたデータをメールで転送したり、USBに送ったりできます。図書館で見つけた興味深い資料をスキャンしておくと、いいかもしれません。私は料理の本があって、レシピなんかスキャンしてます。

④ゲーム

なんと図書館にはゲームゾーンがある図書館があります。市内全ての図書館はまだ行っていないのでわかりませんが、私が行った5つの図書館にはあります。ボードゲームだけでなく、PS4など高価なものも。音は出してはいけませんが、大人も子供もやっていて、交流が生まれるのかもしれません。

チェスボードもあって、見るからに強そうなおじ様が待ち構えているときがあります。ぜひ腕自慢の方はやってみてもいいかもしれません。

⑤部屋の予約

何か催し事を企画したいときは部屋を予約して、利用することができます。私はまだ利用したことがありませんが、日本語教室や講座など自分で立ち上げたい人はこういうところを利用できるのかもしれません。

⑥数々のイベント

English Conversation, アラビア語集会, Mandarin conversation, 麻雀、Knitting classなど地域によって異なりますが地域の方々を集めるイベントが開催されています。多くの場合は予約なし・無料で参加できます。近所の方との情報交換にとても有効だと思います。私もEnglish Conversationには参加していて、NZ在住の中国や台湾出身のご老人とお話しできたり非常に面白いです。

なんといってもTuranga図書館（冒頭写真）。

中でもクライストチャーチの中央図書館のTurangaでは様々なイベントが開催されています。イベントだけでなく、3DプリンタやDTM機材利用できたり、編み機があったりと制作物にトライできる環境があります。

こんないろんなことができる素晴らしい図書館、利用しない手はないです♪