ウエストオークランドに新しく出来たアニメーションスタジオの敷地内にあるレストラン「The rounds」にはもう行かれましたか？　ホームメイドパスタが自慢のレストランで、ちょっと珍しいプレイグラウンドもあるんですよ！

Hendarsonのほぼ中心部、トレインステーションからは徒歩で3分という好立地にある、「Whoa!Studio」は、実際にパペットアニメーションを作成しているスタジオです。スタジオ見学ツアーなどもあり、親子連れに人気なのですが、それだけではないんです。

カフェというよりはレストランですが、今、一番話題になっているので、行って来ました！

オークランド初？　アーバンファミリーイートリー

子供連れではなかなか訪れることのできない高級レストランですが、「The rounds」は、お洒落で、落ち着いた雰囲気で、それなのに、子供メニューがしっかりある、ファミリー向けレストランなんです。

フルテーブルサービスなので、席についてゆっくりメニューを見ながらオーダーできたりする一方、周りもほぼ子連れ客なので、子供が騒いでも気兼ねなくいられるというのもとても魅力的です。

子供たちは、自分の食事が終われば、プレイグラウンドに遊びに行くので、その後、親はゆっくりと食事ができるというのも嬉しいですよね。

ロンドン帰りのシェフが腕を振るうパスタ料理

ロンドンとフランスのミシュランレストランでの経験がある、シェフBenjamin Baylyをエグゼクティブシェフに迎え、厳選された料理は、ホームメイドパスタが売りです。

写真の左側がラビオリ。中にパンプキンマッシュが挟まれていて、程よい甘さとソースがとても美味しかったです。

ただ、ファミリー向けとは言っても、華麗な経歴を持つシェフの料理ですから、料金設定は高めです。

ラビオリは＄16。右側に二つ並んだキッズメニューのミニハンバーガーは一つ＄7です。

お腹いっぱい食べる！とはいかなそうですね。

子供が大喜びのプレイグラウンド

レストランの目の前に広がるプレイグラウンドは入場料$10で、時間無制限で遊ぶことが出来ます。レストランのカウンターで入場料を払うと、腕に巻く入場券をくれます。

ムービーシアターのショーチケット（基本$25）にも含まれているので、週末は、ショーを楽しんでからプレイグラウンドで遊んでも良いですね。

そして、このプレイグラウンドで一番目を引くのが、クロシェットネット。

日本人のニットアーティストの方が2年以上をかけて作り上げたそうです。

カラフルなナイロンのロープで編まれたネットの中は不思議な空間迷路のようになっていて、うちの娘も夢中になって遊んでいました。

コーヒーはしっかりしたビターテイスト

料理も本格的ですが、コーヒーもビターで本格的なお味でした。私はいつもラテをオーダーするのですが、こちらは一口目に強い苦みがあり、最初はどうかなと思ったのですが、食事後だったこともあって、とても美味しく頂けました。

オーストラリアのブランド・Vittoria coffeeの豆を使用しているそうです。

総評としては、実は残念でした。というのは、ウエイトスタッフが終始忙しく、機嫌の良くない雰囲気でした。ちょうどランチの時間だったことと、席待ちのお客さんがさばき切れていなかったことで、笑顔を振りまく余裕がなかったのだと思います。

それでも、高めの金額設定をしたフルサービスのレストランなので、スタッフの対応もしっかりして欲しいと感じました。

プレイグラウンドは、入場料が別ですし、持参したランチを食べるテーブルも用意されているので、パスタがあまり好きではない方は、プレイグラウンドのみ（とスタジオショーの見学）で良いかもしれません。

サンドウィッチなどのテイクアウェイフードやスムージーなどもカウンターでオーダーすることが出来ます。