今回は南島の玄関口、ピクトンにある小さな水族館 ECO WORLD AQUARIUM をご紹介します!
ピクトンってどんな街?
ウェリントンからフェリーに乗って初めに到着する南島の玄関口であるピクトン。こじんまりとした小さな港町です。かつて捕鯨基地として栄えた時代もあったようで、博物館ではその歴史について学ぶことができます。そして、シティ中心部から歩いて2分、i siteから85mのところに小さな水族館 ECO WORLD AQUARIUM はあります。
水族館に入ってみよう!
ゲートを見るに小さいだろうと予想しましたが、入場料大人$22と少し高めです。まぁ、設備費や維持費にコストがかかるのでしかたないですが…普通の人なら躊躇するところを水族館好きの私はもちろん入ります!Feeding timeとGuided tourもあります。
館内はこんな感じです。
ここの目玉は、Tuatara!
11時と14時には彼らに触ることができます。飼育員さんが説明しながら、Tuataraを連れて来てくれました。見た目よりも柔らかく、滑らかでした。そして、背中にあるトゲのようなものも意外とソフトで、そのギャップがなんだかかわいらしく思えました。今まで他の動物園や水族館で何度Tuataraのエリアを見ても会うことができなかったのですが、やっと会えました。ここの施設では展示エリアのなかに、Tuataraの好きそうな隠れスポットをいくつか作っています。そのスポットはお客さんから見れるようになっていて、隠れている(?)休んでいる(?)彼らに会うことができます。
2種類のTuatara
ここにはCOOK STRAITとBROTHER ISLAND の2種類のTuataraがいます。Tuataraはニュージーランドにおいて法律で守られた初めての動物だそうです。飼育員さんが、現在繁殖に取り組んでいると話してくれました。研究者の報告では、Tuataraは土壌温度によって性が決定するのですが、他のトカゲ類よりも敏感だといわれています。
King Salmon
この辺りはサーモンの産地として有名だそうで、水族館にもサーモンのこどもたちがいました。水槽の隣にあるテレビでは、サーモンについての映像が流されており、サーモン産業について知ることができます。
地元の魚たち
Blue CodやSnapperなど、この辺りの海で見られる魚たちがいます。少し地味かもしれないですが、フィッシュマーケットなどで目にする魚たちを見ることができます。
フレンドリーなスタッフさんとおしゃべりしよう!
水族館の楽しみ方は人それぞれだと思いますが、私流は飼育員さんと話すこと。飼育員さんは毎日魚や動物たちと一緒ですから、彼らについてのたくさんの面白い情報を持っています。そのとき、お客さんが私ひとりだったこともあるんでしょうが、餌やりや解説などマンツーマンでいろいろ説明してくれました。ロブスターについて質問すると、実際の脱皮殻を見せてくれたり、頼んでもいないのにカメに触らせてくれたり、とても丁寧に対応してくれました。
こじんまりとして小さく古いですが、あったかいアットホームな水族館だと思います。
最後に、ピクトンでのお食事処をご紹介します!
High stにあるThe Thirsty Pigでは水曜日のバーガーディは$12でハンバーガーを食べることができます。ラムかチキンかを選べます。そして、$2追加でチップスが付いてきます。
店員さんのオススメはMarlborough Salmon, salad & curly fries $28だそうです。とってもティスティで、地元のサーモンを使っているそうです。昨年の10月にオープンしたばかりで、平日だと言うのに地元の方で賑わっていました。
ピクトンでは1泊しか滞在しませんでしたが、こじんまりとしたかわいらしい街で人々があったかく、素敵な街でした。フェリーで南島に下り立った際には、ピクトンの街をぜひ楽しんでくださいね。