クイーンズタウンで開催された光のイベント「LUMA」に行ってみました。
クインズタウンの東側にあるクイーンズタウンガーデンで6月頭の数日間開催されるイベント「LUMA」。開催時間は17時から22時で、チケットは25ドルでオンラインで購入することができます。当日現場でチケットを買うともう少し高いようでした。この入場料、実はこれまでは無料だったらしく2023年からは有料になりました。結構高いですよね。 長年クイーンズタウンに住んでいる人に聞いてみると、「今までタダだったし、お金払ってまで行きたいと思える規模じゃないかなぁ」「日本のタダで見れるイルミネーションと比べても…」という意見が多かったです。
実際にLUMAに行ってみた
前評判は良くなかったLUMAですが、とは言えせっかくのイベントなので行ってみました。クイーンズタウン唯一のイベントと言われているだけあって結構人はいました。そもそもニュージーランドにはそれほどの人口はいない(500万人)ので、ごった返しまでは行かないし、自由に歩いて回れる程度でした。賑やかでちょうどいい人の多さかなという感じです。
木々がライトアップされ、プロジェクションマッピングもありました。木の上の方に大きな円盤上のものが一つ配置され、そこから無数の長い意図が垂らされ、クラゲのように見えるモニュメントにプロジェクションマッピングされていたのが一番印象的でした。
日本のTeamLaboのようにヒマワリや桜などの花や蝶々、鯉などの形あるものの投影ではなく、赤や緑、青などの色が糸や木々に投影され、まるでオーロラの中にいるように感じました。
遊歩道には、丸い色とりどりの電飾が配置されていますが、途中まで。お金足りなかったのかなぁ。湖の中にライトを沈めて湖面を下からライトアップしているのも水面が揺れた時にキラキラして綺麗でした。アーティストが作ったモニュメントもいくつか置いてあり光の当たり方でそれらを楽しむことができました。三角の基盤の上に何本も棒が立てられ、その間を通り抜けるという体験方のものや、木から吊るされているモニュメントもあり、それぞれに説明板がつけられていました。
クイーンズタウンにあるバーやレストランが出店を出し、あったかいカクテルやピザ、ネパールの伝統料理の餃子のような食べ物モモも売られていました。クラブミュージックのようなものも流されており、大賑わいでした。
ただやはり規模が大きくないので、かなり暗くなっている部分もあり、道をスマホのライトで照らす必要があるくらい暗いところもありました。クイーンズタウンの街の灯りの方が明るくない!?と思ったところも
日本のイルミネーションは、「とにかくキラキラ!」「豪華!」というところが多いですが、「LUMA」では光のあるところと暗いところの差を楽しむことができるのかなあと思いました。
自然と光のコラボレーション「LUMA」、機会があれば期待せずにぜひ行ってみてください。