ニュージーランド首相のパートナーであり、赤ちゃんの誕生を待ちわびるクラーク・ゲイフォード氏が、ツィッターに投稿した写真が話題になっている。
スキューバダイビング中のゲイフォード氏が、接近してきたサメと格闘するのを、少し離れた場所でイルカがじっと見守る水中写真だ。
「イルカは助けてくれるどころか、見物を楽しんでいるようでした。子供のころの夢が壊れました」
オタゴ大学の動物学者リズ・スルーテン博士によると、イルカが接近するサメから人間を助けようとする行動はしばしば認識されているが、サメの大きさに左右されるという。自分が危険にさらされると察した場合は、イルカはそこには近づかないとのこと。
イルカの水中音波探知機能は、哺乳類の苦痛と酸欠状態を認識できるため、人間や犬が水中で危険な目に合った時、岸まで押し上げるといった物語が生まれる。しかしスルーテン博士によると、マウイ・イルカのような小さなイルカは、サメと人間の遭遇には巻き込まれるのを避けるとのこと。