アーダーン首相は、ワクチン接種証明がないと入れない店、職場に勤める従業員のワクチン接種を義務化する方針を表した。
政府は先週、今後全国でワクチン完全接種率が90パーセントを超えてから導入する「信号」システムについて発表した。
首相はビジネスとコミュニティに安定性を与えるためには、ワクチン接種率を早急に高めることが最善の道と、その指針を説明。
「ワクチン接種率を高めることが何よりも大切です。ウィルスが自分の住む町に広がるのを待つのではなく、ワクチンを打ってください」と首相は語る。
導入予定の信号システムでは、ホスピタリティ、ヘアサロン、ジムは、顧客にワクチン証明の提示を求めれば、警戒レベルに関係なく営業が可能になる。
「顧客にワクチン接種を求めるならば、従業員も平等に接種すべきです」と首相。
政府はすでに国境で働く就労者にはワクチンを義務化している。