クライストチャーチのSouthern Responseヘッドクォーターで、ある男性がハンガーストライキを行っていたが、和解が成立したとしてストライキを終える宣言をした。
ピーター・グラッソンさんは、政府の保険業者と数年に渡り争い、約一週間前から食を絶った。彼の1920年代築の家は、2011年のカンタベリー地震に激しく被害を受け、新しい基盤を必要としていたが、保険会社のポリシーが適応されるのにしびれを切らし、ハンガーストライキに踏み切った。
「もう我慢の限界でした。家族は、私を支持してくれました」とグラッソンさん。
彼のハンガーストライキに応えてか、クライストチャーチ大地震再構築を管轄する政府機関の調査により、このたび解決策が打ち出された。グラッソンさんとSouthern Responseとの協議が成立し、訴訟へは持ち込まない方針となった。この結果グラッソンさんのハンガーストライキは終了し、両者が和解法として決定したAlternative Dispute Resolutionのプロセスを実行することとなったのだ。
グラッソンさんは「解決してうれしい」とこの決定に喜びを表している。