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カンタベリー地方の町に「水道水飲用禁止」警告

南島のカンタベリー地方、クライストチャーチとダニーデンの中間にあるワイマテの下部ワイハオ地域の水源で硝酸塩濃度が基準値を超えたため、水道水に「飲用禁止」警告が出されました。タウマタ・アロワイ(水道管理機関)によると、硝酸塩の濃度が飲料水の許容最大値(50mg/L)を超え、特に妊婦や乳児に健康リスクがあると指摘しています。

煮沸では安全にならないため、代替として給水車による安全な飲料水が提供されています。硝酸塩濃度の上昇は10月から続いており、持続的な問題とされています。また、地下水を使用する個人や家庭には、認定機関での硝酸塩と細菌の検査が推奨されています。

市議会は引き続き水質を監視し、安全が確認され次第通知するとしています。