ニュージーランドでも16歳未満のSNS利用禁止が検討されています。この措置は、子どもの搾取や精神的影響を防ぐためとされますが、少数派のつながりを断ち切る恐れがあるとの懸念が広がっています。
活動家のシャンニール・ラル氏は、SNSがクィアや移民層の声を育む場として重要だったと述べ、禁止は若者の表現の場を奪うと批判。一方、ネットセーフの調査では、2019年以降、搾取に関する苦情が88%増加しており、警察も週10件の通報を受けています。
オーストラリアは既に禁止を決定し、実施方法を検討中ですが、プライバシー侵害やデータ漏洩への懸念もあります。少数派保護と子どもの安全確保をどう両立するかが課題です。