ニュージーランドのティーンエジャーの学習パフォーマンスレベルが、科学、数学、読解力の平均得点が3年前より悪くなっているものの、世界全体のランクではあがっている事がわかった。
OCED加盟国では2000年以降3年毎に15歳の生徒を対象に、Programme for International Student Assessment, PISAという生徒評価のためのプログラムを行っており、読解力、数学知識、科学知識の3分野の調査を実施している。
最新発表の2015年の調査結果では平均得点は3分野全てにおいて2012年より悪かったものの、ランキングは70か国中、科学12位、読解10位、数学21位で、2012年結果が科学23位、読解13位、数学18位だったため、いずれもランクがアップしていることは評価すべきだろう。全ての分野において1位はシンガポールだった。
OCED加盟国内ではニュージーランドは平均値といえるものの、先週発表された別の教育レベル調査TIMSSでは数学においてYEAR5とYEAR9の生徒が英語が母国語の国の中で最も低いランクとなっている。