学校の社会経済的レベルを数値化しているディサイル値の高い学校と低い学校の間で2年間の就学達成度が異なることがわかった。
これはオタゴ大学のEducational Assessment ResearchとNZCERとの調べで国内の小学校を対象に子供達の成績育成を読解力、社会学、数学、健康、科学、筆記等の教育評価を基に計算したところ、低い学校が高い学校に比べて2年程遅れていることがわかったとのこと。
例えばYear4とYear8の児童が期待値レベルまでに学力達成したのがほぼ60%に近かったものの、ディサイルの低い1~3、高い8~10別にすると、低い学校の児童が38%、高い学校は72%と大きく差が出た。また、ディサイルの低い学校、マオリ、パシフィック系の児童は出席率が悪いのも影響しているという。
引き続きすべての科目においての調査をしていくが、この大きな差は問題で対処すべきという。