中国ニュージーランドカウンセルは、ニュージーランド人が中国語学習に無関心なことに警告を発するレポートを発表した。
中国は今や、ニュージーランドにとって最大の商業取引相手国であるにもかかわらず、ほとんどの人々は中国の言葉や文化に対する知識を持っていない、とレポートには書かれている。
教育省によると、2014年には4,218人のセカンダリ・スクールの生徒達が、北京語を学習しているが、一方でフランス語の学習者は2万人を超えると言う。
カウンセルのダイレクター、パット・イングリッシュ氏は、北京語学習に対する無頓着さは、世界で第二位の経済大国である中国とのビジネスチャンスを逃すことになる、と説いている。
「教育省やその他の中国関連のグループが協力して、中国語教育を普及するべき」
他のリサーチ団体のエコノミストからも同意見が上がっている。
「子供達の多くが、フランス語を学んでいる。確かに美しい言語だが、国の経済という視点に立てば、中国語の方が将来性がある。未来の仕事に繋がることを学習するよう力を注ぐべきだろう」
中国の学習者からのコメントでは、「慣れてしまえば易しい」「複雑で難しい言語」とどちらの意見も伺える。