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これまで、繰り返しお伝えしています、 自分がなぜ英語の勉強を必要としているか。目的、理由は明確ですか?
もし、まだ明確でない場合、一度勉強をする事をやめて、 「自分がなぜ英語の勉強を必要としているか」を考え目的を明確にしましょう。
明確な目的はあなたの学習のモチベーションを向上し、勉強に取り組むスピードも吸収率も加速しますよ。
今回は、その目的の場で使えるような自己紹介文の作成の勧め、手順と作成時の参考をお話しさせて頂きます。
積み重ね学習してきた英文法と語彙力を使って、 その目的の場で使えるような自己紹介文を英語で作ってみましょう。
自分の自己紹介で必要な英単語を知ることができ、どの文系を使えばいいのか、情報取集が必要なこともあるでしょう。
自分の事を好きに話せる人は自分だけですので、楽しみながら取り組んでみて下さい。
英語で自己紹介がスラスラ言えると、それが自身に繋がりますよ!
自己紹介文作成の手順と参考ツール
1、自己紹介する場面を想定する
その目的(英語の勉強をしている目的)の場にて、どんな状況で自己紹介が必要かと考えられますか?
- 企業、学校側が自分のために時間を設けてくれて自己紹介をする場面
- 個人的に1対1で行う簡単な自己紹介
- メールや手紙、HP上などの文面で行う自己紹介、プロフィールのような形で行う自己紹介
1つではなく、色々な場を想定できる方もいらっしゃるでしょう。
まずは1つ好きな場面を想定した自己紹介文を作りましょう。
2、日本語で作成してみる
簡単な文で、1分前後で言える(読める)ものをまずは作ってみましょう。
自分の名前から始まり、その後は好きな事を。
(※何を言っていいか思いつかない方へ、下記に参考も搭載しておりますのでご参照下さい)
3、日本語を英文に直してみよう
まずは自分の力でできる限り作成してみましょう。
その後、その英文が合っているものか確認する方法として
- クォーテーションマーク
- アステリスク
記号を使ってインターネット検索をする事ができます。参考までにお試しください。
クォーテーションマーク「””」の使い方
- クォーテーションマーク「“”」を使って検索すると
- 「””」このクォーテーションマーク内に入っている英文と全く同じ文が検索結果として表示されます。
- 例えば、オークランドに5年住んでいます。の表現法を確認する時、
- 「”I have been living in Auckland for “」と
- 「”"」の間に文を入れて検索してみます。
- そうすると
- 「"I have been living in Auckland for "」を使った文が検索結果として表示され、この表現を使われていると確認する事ができます。
- 注意点は、あまり細かく検索しすぎない事です。
- 「I have been living in Auckland for five years」(オークランドに5年住んでいます。) を検索しても、情報が細かすぎて検索結果として表示されない可能性があります。
- 「five years」を抜かして
- “ I have been living in Auckland for “だけで、
- もしくは、 「Auckland」を抜かして
- “ I have been living in " だけで検索した方が検索結果に現れやすいです。
- また、 "I have been living in Auckland for “のたくさんの検索結果から、
- for の後には”何年”に当たる情報が入ることも再確認できます。
- 同様に、"I have been living in “からは、
- in の後には国やシティー名など”場所”が入ることも再確認できますね。
アステリスク「 *」の使い方
- アステリスクを使って検索すると
- 「 *」の中に単語や文が入った文章が検索結果としてヒットします。
- 例えば、
- 「I stopped drinking coffee」という文を作ったとします。
- ですが、
- 「I gave up drinking」という表現がある事も思い出しました。
- 「stopped」か「gave up」
- どっちを使えばいいのか調べたい時に「 *」を使えます。
- 「 "I * drinking coffee" 」と調べてみましょう。(「”"」も入れて下さいね)
- そうすると、「*」の中には、
- love, avoid, am, began, stopped…
- と色々な動詞が入った文が検索結果に現れました。「gave up」が見当たらなかったので、「I gave up drinking coffee」という表現はあまり使われていないと判断できます。
- 実際、クォーテーションマーク「”"」だけを使って検索するとどちらも検索結果として現れますが、
検索結果数「I gave up drinking coffee」が約3000件に対し、
「I stopped drinking coffee」は3万件以上のという検索結果からも判断できます。
注意点
アステリスク、クォーテーションマークを使って検索する時の注意点は、この検索結果に同じものがヒットしたから100パーセント正しい、または、ヒットしなかったら正しくない。と捉えないことです。
同じ文脈がヒットしても間違っている場合もありますし、ヒットしなくてもその文が掲載されていなかっただけで正しい場合もあります。
これらを参考程度に活用し、自分で英文を作成してみましょう。
4、ネイティブに添削してもらおう
周りにお願いできる方がいない方は、「Lang-8」というサイトがオススメです。
語学を勉強している方同士添削し合う無料の語学添削サイトです。
私達が日本語を添削できるように、英語を添削できる方があなたの投稿した文章を添削してくれます。
こちらも上記と似たような注意点があります。
「Lang-8」というサイトで英語を添削されている方々は全員がネイティブの方達とは限りません。誰でもどの言語を添削する事ができますので、1つの添削が必ず正解とは限らないと言う事を覚えておいて下さい。また、ネイティブの方々にも色々な表現方法を正解とされる方もいらっしゃいます。
最低でも2人のネイティブの方に添削して頂き、正しい文章かを確認しましょう。
5、今日から使える簡単な1文を作って実際に使ってみましょう
自己紹介は名前を名乗ることから始まります。作成した自己紹介を言う時の練習と意識し、簡単で今日から使える名前の言い方、その後に続く簡単な自己紹介を作成して実際に使ってみましょう!
- 「Hi, I’m 〇〇. Please call me 〇〇.」
- 「Hi there, my name is 〇〇 and I am a English teacher.」
例えばこんな事を言ってみては
- なかなか何を言っていいか分からない方、下記を参考にしてみてください。
- 新しい事が始まる初日の自己紹介。今どんな気持ちでいるかを伝えてみよう
-
- すごく緊張している
- 楽しみすぎて仕方ない
- ついていけるか不安
- ある事を成し遂げるパワーで満ちている
- 普段の自分を話してみよう
-
- よく行く場所
- 夢中な事
- 悩み事
- 趣味と今から楽しみにしている事
いかがでしたか?
英語で自己紹介文を作成することで現在の実力試しに繋がったと思います。
自分の事を話すために覚えておかなければならない単語の確認。これを伝えるためにはこんな文章の方がよいのか。まだまだ文法の見直しが必要だ。など。
こうして出来上がった自己紹介文は機会があれば是非ネイティブの方へ発表してみて下さい。実際に行う上で、長すぎる、言いにくいなどの発見があった場合、新たな物へ作り変えてもいいですよね。
皆さんもご経験があるように、日々自己紹介をする場面はたくさんあります。
新しいお友達やご近所さんへの挨拶時から、新しい職場や学校での初日。またその逆の、新しい方が自分の日常へやってくる時にも自己紹介をする場面がありますよね。
自己紹介文に正解はありません。場面ごとに違う事を言えるように色々と考えておくのも良いでしょう。自分の事を伝える言葉はなんでもOKです。
まず1つ作成したら、今日から使える簡単な1文を作って実際に使ってみてはいかがですか?
- Mills
- Kiwiの夫との結婚の為にニュージーランドへ。
- 恵まれた環境にいながら伸びない私の英語力は、心理的な油断と勉強した気になっていたことが原因でした。
- 英語の勉強を一から学び直し様々なことを試し続け、今の生活に必要な英語を身につけることが最優先と気が付いてから吸収力がアップ。
- タイムマネージメント、マインドマネージメント管理が得意。同じく悩まれている方々へアドバイスできるようブログも更新中です。