少し遠出してみましょう!
週末は日常から抜け出して遠出したり、ワーキングホリデーでみえてる人は友達と旅行されたりすると思います。これから夏。お出かけにぴったりの季節がやってきます。市街地から離れると海を望み、ファームが広がり、日常とは違う景色が広がります。少し遠出をするだけでだいぶん違う景色が見れるので楽しいですよね。きっと田舎のほうへ行けばもっともっと違うものがみれるんだと思います。
暖かくなってきたので自転車で遠出をしている人が多くなって来ましたよね。サイクリストの人は何十キロも気にせず遠出をしています。以前フラットメイトが休日にノースショアからエアポート、マヌカウを周ってきたよ~。と言ってました。どんだけ元気なのさ。。私はそんな元気は無いのでもっぱら車ですが。
フラットを出たあと住んでいたところはオークランド市内から40キロほど離れたところでしたが、よくサイクリストを見ました。あんな田舎、車でも遠い!と言われてたのにほんと感心します。でもきっと気持ち良いんだろうな。 サイクリストの人も車道を走ります。SHなどの道幅の広い道路では気になりませんが、狭い道では追い越すタイミングがなかなか無いかもしれません。
サイクリストは後方を確認するミラーもないのでクルマが接近しているかはわかりません。なので追い越す際は1.5mほど距離をとって追い越してあげましょう。右左折時は手信号を使います。後ろを付く際は手信号を見落とさないようにしましょうね。
トレーラー
NZではよくトレーラーで船や車、馬、その他いろいろなものを運んでますよね。トレーラーを引っ張っている場合は制限最高速度が90キロになるので、後ろにつく際はのんびりとついていきましょう。たまにウィンカー、ストップランプが点いていないトレーラーを見ますが、運転手は作動しているかどうか気付かないので急に減速、右左折をするかもしれないので気をつけてください。
滅多に起こることではないですが、最近、運ばれていたボートがトレーラーから落ちたというニュースを見ました。走っている途中で運んでいるものやトレーラーがいきなり落ちてきたら怖いですね。。。
Lマーク
たまに黄色ベースにLというマークが貼ってある車見ませんか?あれはLearnerの表示になります。初心者マークのようなものです。NZでは16歳になれば免許を取ることができますが、日本と違って教習所へ通って免許を取るというのは未だ余り浸透しておらず、両親や友人(2年以上のフルライセンス保持者)から教えてもらうと言うのが普通のようです。Learnerのサインが表示してある車のドライバーは交通ルール、標識のテストに合格し、仮免許を取得するための実地練習をしている6ヶ月以下の初心者です。
Hマーク
大きなトラックには黄色ベースにHのマークが貼ってありますが、運搬物の重さや牽引の関係で、重量や長さなどの寸法が基準値を上回っているいう車を表しています。そのサインがある無いにかかわらずトラックというのは車両が重たいのでスタート時も停止時も普通自動車以上に時間がかかります。運転の荒いドライバーが無理に割り込んでいるのを見たりしますがトラックのドライバーはヒヤヒヤだろうなぁ。と思います。そんなテレビ番組もやってますよね。
たまに家や重機、ウォータータンクなど日本ではあまり見ないような車幅を超えた大きな運搬物を運んでいたりします。その場合はトラックにはOversizeの表示があり、前後を黄色い回転灯を回しWIDE LOADの表示した車両がはさむ形で走行しています。それ以上に大きい運搬物を運ぶ場合は先導車が2台に増えるようです。
黄色と紫(青)の回転灯でDENGERのサインを表示している車両が先行し、2台目には先述した黄色の回転灯の車両、そしてトラックが来ます。先導車を見たら路肩によっていつでも停止できるようにしましょう。私が初めて見たときは家を運んでいました。ただすれ違っただけですが海外っぽい!と思ってずっとすごーい!って言い続けてました(笑
ACCIDENTサイン
ACCIDENTのサインがあった場合は近くで車両事故が発生しています。現場を通り過ぎるまで20キロ以下で走行が義務付けられています。スクールバスが乗下車のために停車している場合も20キロ以下で通り過ぎましょう。
動物たち
市街地から外れると動物をよくみませんか?ファームが広がるので羊や牛、馬も見ますね。エサをモグモグ食べるあまりに柵の外へ出てしまってる羊や、牛をたまに見ました。ひょんな拍子で道路に出てこられたらたまらないですよね。馬に乗って歩道を歩いている人も見ますが、馬は臆病なので車のエンジン音や急に追い越されたりすると驚いてしまうこともありえるので見かけたら減速をしてあげましょう。関係ないですが私のお気に入りの動物はアルパカです。通り過ぎるたびに癒されてます。ほんとかわいい!
それ以外にも道端でエサを夢中で食べているプケコやムクドリ(の仲間)、カモ。夜道ではポッサムやハリネズミを見ることがあります。カモがよく横断するような場所は標識があるので少しワクワクしながら通っていました。雛を連れてトコトコ歩いてる姿はかわいいですよね。ムクドリ(の仲間)は賢いので車が来てもギリギリまで動きません。何度ヒヤッとしたことか。。
プケコはエサを夢中で食べすぎるあまり道路に出てしまう。ポッサムは車のライトを見ると驚いて道路上で固まってしまいます。ハリネズミはあまり動きが早くはありません。なのでよく道路上で轢かれています。
避ければ良いのにと思われるかもしれませんが(思ってました)、スピードを結構だしているとなかなか避けられないものです(避けられませんでした、、泣)。だからと言って急ブレーキや急ハンドルは事故の原因になるので夜間に動物をみても急ブレーキ、急ハンドルはやめましょう。
ポッサム絡みでひとつ。 知り合い方の自宅のドライブウェイの木に住み着いてるポッサムがいたそうです。奥様とお出かけされていつもより少し遅めの帰宅。お酒を少々召し上がった彼はほろ酔い、いい気分で帰ってきたのにそのポッサムが車の前に。あまりにも当たり前のように毎回車の前をとおりすぎるので忌々しいやつめ!(ポッサムはNZでは害獣)と少しスピードを上げ、、、ドンッ。ポッサムと車は見事ぶつかった。が、エアバックが開き、奥様と2人でポカーン。
そしてポッサムは何事も無かったかのように立ち去ったそうで。。聞いたときは大笑いしましたが、当て損というかなんと言うか(汗)修理代、高かったみたいです。みなさんはわざと当てようなんて思わないと思いますが、お気をつけください。
南島にはペンギンの標識があるようなので見てみたいですね。 田舎にいましたが羊、牛のクロッシングはまだみたことがありません。そこらにたくさんいたのに、、、時間帯が悪いのかな。。やっぱり一度はみてみたいですよね。できれば羊。 家畜を横断させる際はサインが出ているのでStock Crossingのサインを見かけたら気をつけてくださいね。
遠出をすると目的地の間に小さな町を何個か通り過ぎますよね。その際、制限速度も低くなりますが、よくそういう場所で車を路肩に停めてスピードカメラやってませんか?オービスのような道脇に常設されているものもありますが、よく見るのは移動式のスピードカメラです。Policeと書いてあればわかりやすいですが一般車を装ったタイプも多いです。エスティマなどの車の後部座席部分にカメラを乗せて路肩に停まっています。街中やモーターウェイにもたまにいますよね。チケットは後日登録されている住所に送られてきます。できることなら避けたいですよね。
せっかくのお出かけ、NZならではのものがまだまだたくさんあると思います。回りをよく見て楽しいドライブを楽しんでくださいね!
びぃ
クルマ好き?、、ドリフトが好き。短大時代に授業の一環WRC参戦に雑用係りとしてお供し2週間NZへ。観光する間もなく帰国。 数年後、ワーホリでNZへの渡航を決意。15キロのスーツケースを手に一人この地に立ち、一年間のワーホリのつもりがたくさんの素敵なご縁ではや3年。