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第9回 車を売る 売る方法は? 段取りは? 売れたら?

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自分の車を売りたいとなったら、まずすること。どうやって売るか、どれくらいの金額で売りたいかを決めましょう。売る方法としては、中古車ディーラー、もしくはインターネット、カーフェア等で売る方法があります。最近では、カーヤードを貸してくれるサービスもあるようです。

また、売る前に車体と車中を綺麗にしておくことも大事です。第4回のコラムで買い手にとって「車が綺麗かどうか=大事に乗られていたかどうか」をチェックする一つのバロメーターにもなります。

お世話になった車、次にも良いオーナーに巡り合えるように美しくしてあげましょう!

個人販売で売る

では、個人販売の場合…まず車の情報を揃えてウエブ上にのせます。興味のある人から質問や連絡がくるのでそれに答えながら、購入者を絞っていきます。もしくはカーフェアであれば開催日に車を持っていきます。こちらも興味のある人が来たら質問に対応しながら購入者を絞ります。どちらの場合も試運転やプレチェックの依頼があれば対応します。購入者が決まったら、今度は金銭の受取と名義変更を行いましょう。

金銭の受取は振込、現金、チェックとありますが、車の引渡しまでに受取るようにしておくのが賢明です。合わせて名義変更も!特に売手側の登録は自分の詳細と買手の情報(氏名、住所)さえあれば出来るし無料です!もし引渡しが昼間であればポストオフィスの近くで行って名義変更を同時にするのも良いですね。

ここからは私の個人売買経験。TradeMeに載せたものの、質問の嵐で車を見たいとというメールもあわせれば百通近くになり、試運転の時間を決めたのにすっぽかされたり、隅から隅までいろんなことを聞かれることもありました。購入者として詳細を確認するのは当たり前なのでしょうが、聞かれても分からないことばかり。「運転していて問題はありませんでした…」くらいしか言えませんでした。結局はその車の大ファンがいてエンジンルームチェック後試運転しその場で取引成立。その場で名義変更(MR13A)をオンラインで行い、晴れてその車は私のもとから正式に旅立ちました。時間と根気をかなり要する結果(正直疲れました…)となりました。

ディーラーに持っていく

買い替える為に今の車を売ろうとしているならディーラーに下取りしてもらうTradeInと呼ばれる方法が一番合理的だと思います。下取り価格は市場と業者間での相場、再販の為のグルーミング代、ディーラー利益を差し引いて算出されます。何よりも時間と手間が省けるし、欲しい車の販売価格から下取り価格を引いてくれるので無駄がありません。ディーラーによっては名義変更を代行してくれるところもありますが、念頭に置いて忘れずに行いましょう。また、売買証明書をもらうようにしましょう。

売れたら名義変更(MR13A)

前回のコラムでも話しましたが、車を売った後にあなたが名義変更を忘れていたら…購入者が変更しない限り車の保有者はあなたのまま。購入者が違反をしたり、レジストレーションを払っていなければ、請求は保有者であるあなたのもとへ。あなたさえ名義変更を行っていればこのような問題は起こらないのです。車が売れたら必ず名義変更を行いましょう。

名義変更には売った車の詳細(レジストレーションナンバー、メイク、モデル)、売った日付、あなたの氏名、購入者の氏名(フルネーム)、住所(書類送付先が居住の住所と違う場合は書類送付先も)とあなたの署名が必要になります。取引が成立したら、購入者に氏名と住所を確認するようにしましょう!

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写真協力:GulliverNZ

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