NZでは車の管理はNZTA（New Zealand Transport Agency）によって行われています。車のレジストレーションを更新する、車を買う、車を売る…全てNZTAへの申請が必要になります。申請はAA、VTNZ、VIN、ポストオフィス等のエージェント、もしくはNZTAのオンラインで申請可能です。意外と知られていない車関連フォームの内容についてお伝えします！

車のレジストレーション

まずは一番皆様がお付き合いしているであろう自動車税。フォームはMR１、MR１B、MR27の3種類で、それぞれ違いがあるのでみていきましょう。MR1以外のフォームはエージェントで入手出来ます。ここでよくあるミス！WOF(車検)の期限がきれていたらレジストレーションは出来ません！事前にチェックしておきましょう。

◆MR１（ＮＺＴＡより直送、1か月毎の購入）

このフォームはNZTAから直接、車の名義変更時に登録した住所へ送られます。既に車の詳細とレジストレーション料金（3か月、6か月、12か月）がプリントされており、1か月単位で購入出来ます。名義変更後に住所変更があればNZTAに直接連絡してくださいね。

◆ＭＲ1Ｂ（エージェントで入手可能、1か月毎の購入）： ピンクカラー

車の詳細、名義人の名前、住所、サインの記入が必要になります。何か月購入するかを選択して購入します。値段を知りたい場合は決める前にエージェントに確認してみてください。

◆ＭＲ２７（エージェントで入手可能、日程を指定しての購入）：グリーンカラー

記入事項はＭＲ１Ｂとほとんど同じです。New licence expiry date欄に指定したい日程を記入します。例えば、2016年10月15日まで購入したい場合は15/10/2016と記入すればその日までのレジストレーションを購入できます。あと1週間でレジストレーションが切れるけど2週間後には自分も日本に帰国する…なんて時には、ＭＲ27で必要な期間だけ購入すれば無駄もありませんよね。

◆ＭＲ２４（エージェントで入手可能）：イエローカラー

このフォームはＡｇｅｎｔで入手可能です。車をしばらく使わない場合、申請した時から最大1年間オンホールドができます。オンホールドするとレジストレーション（自動車税）を払わなくてよくなります。記入事項は、車の内容、何か月ホールドしたいか、保有者の名前、住所、サインです。また車に乗るという時は、レジストレーション申請すればオンホールドを解除出来ます。但し、3か月以内に解除すると、オンホールドした日まで遡ってレジストレーションの支払いを請求されます。

車を1年間以上登録せずにほったらかしにしていると、NZTAの登録システムからその車は抹消されます。つまりそのプレートナンバーの車は存在しないことになってしまうのです。
もう一度乗る為には、リコンプライアンスを受けなくてはなりません。「使わないけど持っておく」場合はMR２４でオンホールドと覚えておきましょう。