富良野は「北海道のへそ」とも呼ばれ、北海道の中心点のあるところです。では、ニュージーランドはどこに当たるのでしょう。
Centre of New Zealand
日本の中心点は?ときかれてもピンとこない、あまり聞き馴染みのない’中心点’という言葉ですが、ニュージーランドの端を制覇するなら中心点も是非行っておきたいところです。ということで、Centre of New Zealand と呼ばれるところへ行ってきました。
ニュージーランドの中心点はネルソンにあります。
ネルソン市街地から車で10分ほど東へ進んだ、Hardy streetの端からfootbridgeを越えたところに、Botanical Researveというウォーキングコースがあります。
その頂上にcenter of New Zealandのモニュメントがあります。
頂上へのコースはいくつかありますが、どのコースも比較的歩きやすく頂上までは30分ほど。頂上からはネルソンの街を一望できます。市街地の反対側は山に囲まれており、一度に自然と街を一望できるところとなっています。
山道の途中には、秋らしい栗の木や、大事に保護されているカウリの木もあります。詳細は不明ですが、1951年に植えられたそうです。まだまだ若く、幹も細い木ですが高さは結構ありました。
1870年代の調査でCenter of New Zealandとなったこちらですが、1962年の調査によって厳密な中心点ではなかったということがわかります。ちなみに本当の中心点は、center of New Zealandから南へ41度、東へ172度のthe Golden Downs Forest にあるSpooners Rangeのなかに位置しているのだとか。
- ちなみに日本の中心点はどこかというと…
- 「日本列島中心の地」栃木県佐野市田沼町
- 「日本列島の中心地」山梨県大草町
- 「日本のへそ」兵庫県西脇市比延町
- …などなど。
物理的な中心的だけではなく、人口の中心点も定められているのだとか。とにかくいろいろな情報が出てきます。北方領土を含むか否かによっても左右されるそうですが、厳密に定めた場所以外にも独自で定めている場所があるのかもしれません。
ちなみに、北海道の中心も富良野ではないという説も…。
詳しく知りたい方は調べてみてください。筆者は情報が多すぎて諦めてしまったので…。
余談をはさみましたが、ニュージーランドの中心点の紹介でした。きれいなネルソンの街並みを見た後に、中心点(元?)へも立ち寄ってみてはいかかですか?