ニュージーランドのスーパーからレジ袋がなくなるかも? これを機会にお気に入りのエコバッグを作って楽しくお買い物してみませんか?
スーパーやコンビニなどお店へ買い物に行くと、お会計の際「Do you need a bag?(袋はいりますか?)」と店員さんに聞かれたことあるんじゃないでしょうか。
日本でもエコな観点からか、お客さんのニーズに合わせてなのか、レジ袋の要不要を聞かれるシチュエーションは、増えてきたように思います。
買ったものが小さい物だったり、点数が少なければ、袋をもらわず、そのまま商品を受け取ることもあると思いますが、普段の食料品や日用品の買い物となると、結構な量で袋なしというわけにはいかないですね。
ニュージーランドの大手スーパーマーケットでは、レジ袋の提供を廃止する動きになってきています。環境保護の観点からニュージーランドでは、今後使い捨てビニール袋の禁止が検討されているようです。
石油を原料に作られたビニール袋は、軽くて丈夫なので物を持ち運ぶのに便利ですが、一部ゴミとなって海へ流れ出ると分解されないまま海洋を漂い、海洋生物に絡まったり、誤って食べてしまうことで生物が窒息してしまう事態を招いています。この問題は、地球全体の問題ですが、海に囲まれた自然豊かな島国であるニュージーランドにとって、真剣に向き合っていかなければならない問題のひとつではないでしょうか。
政府や企業の取り組みも大事ですが、私たち消費者も関心を持って出来ることから少しずつやっていくことが、未来に繋がるのではと思います。
なので今後は、私も積極的に「Do you need a bag?(袋はいりますか?)」と聞かれたら「No, thank you.(結構です)」と言うようにしていきたいと思います。
スーパーなどでも使い捨てではない買い物用バッグが売られているので、そちらを購入して使うのも良いと思いますが、私は、家にあるものを使って、オリジナルのエコバッグを作ってみました。ミシンや針・糸要らずの簡単な作り方をご紹介したいと思います。
簡単エコバッグの作り方
- ①着なくなったTシャツとハサミを用意します。
- ②Tシャツの裾を2㎝ぐらいの幅で切り取ります。
- ③切り取った裾部分が輪っか状になっているので、その両端を切って紐を2本作ります。
- ④Tシャツを裏返します。裾を約3㎝折り、山折り部分にハサミで適当な間隔(3〜4㎝ぐらい)で約5㎜の切れ込みを入れていきます。
- ⑤切れ込みで開けた穴に紐を表裏交互に出るよう通していきます。指で穴を少し押し広げると通しやすいです。
- ⑥⑦紐を2本通せたら両端を少し引っ張りしっかりと結びます。
- ⑧袖部分と首回りを適当な大きさに切り取り、Tシャツを表に返すと完成です。
お気に入りの着倒したTシャツ捨てるには忍びない…そんな時はエコバッグに作り変えて普段のお買い物で活用して楽しんでみましょう。