以前からスーパーで買い物をしていて何度も目にして気になっていた商品があります。
それは「Kombucha」という名の飲み物です。
え?「Kombucha」っていわゆる「昆布茶」のこと?
日本でお馴染みの「昆布茶」が海外でも人気なの??
でも、お酒やジュースみたいなボトルにいれて売られているしこれはいったい……。
ものは試しということで今回購入して試してみました。
Kombuchaとは?
「Kombucha」と「昆布茶」、その名は似てますが、非なるものでした。
「Kombucha」とは、数千年もの歴史のある伝統的な発酵飲料だそうです。紅茶もしくは緑茶に砂糖を加え、SCOBY(Symbiotic colony of bacteria and yeast/バクテリアとイーストの共生株を発酵させたもの)を使ってお茶を発酵させて作られています。
日本では「紅茶キノコ」として昭和50年前後に流行ったそうで、そんなものがあったとは、私は全く知りませんでした。(昔、親戚の叔父さんがヨーグルトキノコなるものを作っているのを見たことはありましたが)
「Kombucha」は、美容や健康に良いとして、欧米ではセレブの間で愛飲されて人気なのだとか。
ニュージーランドのスーパーの商品棚にもいろいろ並んでいるところを見ると、それなりに市民権を得ているのでしょうか。
本当に身体に良いのかどうか、その真意の程は分かりませんが、たとえいくら身体に良くても、美味しくなければ、続かないですよね。では、試しに飲んでみましょう。
Kombuchaって美味しいの?
スーパーではいろいろなメーカーの「Kombucha」が売られており、味もいろいろなものがあります。(最初「Kombucha」を「昆布茶」だと思っていた私は、リンゴ味やレモン味があるのを見てびっくりしました。)
ボトルの見た目は、お酒やジュースのような感じで、開けてグラスに注いでみると、なんだか中身もまるでビールのよう。色味は薄黄色で、シュワシュワと少し発泡しています。確かにボトルにもSparkling/炭酸と書いてありますね。
まずは匂いをチェック。
ふとお酢のような酸味のある香りがしました。ただお酢ほどツンとした感じはなく、お酢を何十倍にも水で薄めたような感じです。
味はというと、こちらも水で薄めたお酢にお砂糖で少し甘くしたといった感じでしょうか。いわゆる飲むお酢ドリンクのような味でした。そこまですごく酸っぱいといわけではなく、ほのかな酸味と甘味があり、飲み心地はまろやかで、思いの外、後味はすごくすっきり・さっぱりしていました。わずかなお酢の酸味の向こうに、かすかに紅茶のすっきりさを感じるような。
美味しいか美味しくないかは、その人の好みなので、なんとも言えませんが、私はとても飲みやすく好きな味です。ジュースほど甘くて一口で美味しい!というものではないですが、さっぱりとしていて身体に良さそうな味はします。
ちなみに、Green Apple味も試してみましたが、味はあっさりで、さわやかな青リンゴの香りがしました。
Kombuchaを飲む際の注意点
「Kombucha」は発酵飲料ですので、発酵の過程で少量のアルコールを含んでいる場合があるようです。
商品によって違いはあるかと思われますが、飲まれる際には注意が必要です。
もし「Kombucha」が気になられた方は、一度手にとって試してみられてはいかがでしょうか。
私もまた今度、他の味のものも試してみたいと思います。