ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職など総合情報サイト

お葬式に出席するんだけど、、、、

喪服って必要?

ニュージーランドでお葬式に出席されたことはありますか? 結婚式のように前もって出席をすることがわかっていれば準備もできますが、お葬式の場合は急なことが多いので、何をすればいいのか慌てることになるかもしれませんね。一般的にどのように行われるのかご説明しましょう。

お葬式の告知は、ご家族が新聞(そういうページがあります)や、今ならオンラインのコミュニティサイトに出される方が多いようです。亡くなられた方がみじかな方の場合は、直接教えていただくことが多いでしょう。お葬式をする場所は、教会やコミュニティホール、お葬式を取り仕切ってくれるFuneral companyの会場や自宅で行われる場合もあります。始まる時間の少し前に着くように行きましょう。

気になる服装ですが、日本の喪服のように決まった服はありません。黒でなくても良いようですが、そうなるとかえってどういう服装で行けばいいのかわからなくなるので、黒い服の組み合わせを着ていけば無難です。それがなければ、男性なら黒やグレーなんかのスーツでも良いですし、女性なら黒のパンツに黒の上着、シャツは白でもグレーなんかでも構いません。水色のシャツや黄色い服などを着ている方もいますが、最低限ジーパンは避けたいですし、つぎはぎや穴の空いたデザインの服装はやめましょう。基本的に見た目が清潔であればそれで良いようです。

亡くなられた方の文化や習慣を別にすれば、ニュージーランドではお香典に当たるものはありません。お葬式では親しい方や家族が故人のお話をされて、その後は同じ場所か、場所を移してお茶やフィンガーフードをつまみながら来客同士お話をします。こういう場合、何を話していいのかわからないという方も多いと思います。お葬式の場合、来客は故人の直接の知り合いか、または故人の家族の知り合いなので、お茶を飲んでいる時に隣にこられた方に

「私は***さん(故人)の知り合いなんですが、あなたもですか?」

というふうに話しかけてみましょう。相手が故人とどんな知り合いかを話してくれると思いますので、そこから話を少し繋げれば良いですね。

Pukekoはクリスチャンのお葬式に出席したことがありますが、悲しいというよりも、

”今はさみしいけれど後で会えるよね、その時までね”

という考えなのか、温かい一時的なお別れの会のような雰囲気でした。親しい友人とご家族が思い出話をされて、それで個人を思い出し泣かれている方もいましたが、故人らしいエピソードがいっぱいで日本のお葬式とはかなり違う印象です。

photo-1

お香典や香典返しなどの習慣はありません

 
Happy gathering!
- Pukeko

記者プロフィール

Pukeko

Pukeko

Auckland在住26年のライターPukekoです。
家族とオカメインコ兄弟、保護犬のチコと暮らしています。
レスキュードッグのサポーター。
 

この記者の記事一覧