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Pukekoのオガニックガーデニング 小型のミカンの木 ”Dwarf Mandarin”

ポットでもベランダでもOK!Dwarf Mandarinを植えよう。

種類の違う果物の木が庭にあれば楽しいですね。季節によって様々な果物を庭から取って食べられるなんてかなり贅沢。しかし以前菜園フレームトピックでも触れましたが、昔と違って今のオークランドでは庭のスペースも限られています。そういう方も諦めるのは早いんですよ。小さなお庭やベランダでも育つ果物の木はいくつもあるんです。

名前にDwarf(ドーフと発音します)と書いている木を探してください。これは日本でいうミニチュアツリーみたいなもので、普通の木のように大きくなりません。でも育つ果物は普通の果物の木の実と同じなのです。Pukekoが今の家に越した10年前に大きなミカンの木があり、すでに4mほどになっていました。梯子を延長してミカンを取っていたものです。その木はその時点ですでにボーラー(木を食べる害虫)に幹の中を食い荒らされていて手の施しようがなく、死んでしまいました。そして新たにミカンの木を購入する際、PukekoはDwarf品種を買いました。良く育っても高さは2mほどにしかなりません。そして最近種類の違うDwarf Mandarinの木をもう1本購入し、どこに植えようかと考えている間に、買ってきた時から植わっていたポットが窮屈そうになってきました。ミカンはポットでも育つので、持っている中で一番大きなポットに植え替えることにしました。

これが買ってきたままの状態です。ポットが小さくて窮屈そうですね。

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今回のは、Miho Dwarfという品種です。Mihoはジューシーで酸味の少ないミカンがたくさんなります。皮がむきやすいのも特徴です。

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さて、ポット表面が乾いているようなら、たっぷり水をやって土を柔らかくします。そうしてポットから中身を出しやすくします。木の根元、土から出ている部分を持って少し捻るようにしながら持ち上げるとダメージを与えません。根が狭いポットの中でガチガチになっていました。もっと早く植え替えてあげればよかったと後悔。

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本当はもう少し大きなポットが良かったのですが、庭に植えるかもしれないのでとりあえず持っている中で一番大きなものを使用しました。ポットに植える場合の土は、Potting Mixと書いたものを使用すれば便利です。これはポットで育てるのに必要な栄養分がすでに混ざった土です。しばらくはこのままで良いですが、何ヶ月かすれば栄養がなくなってくるので植物にあった栄養を足してやります。

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ミカンは日当たりの良い場所を好むので、植えるのに適した場所(地面)が庭にない場合は、できるだけ大きなポットに植えてあげて、定期的にシトラスの栄養を与え、乾燥しがちな夏や花が咲く頃には水分を欠かさずにします。そうすればポットの中でも充分育ちます。ポットで育てる利点は、場所がいまいちかなーと思ったら、移動できることです。ベランダでも日当たりが良ければ大丈夫。実がなる前には可愛い花も咲くので、花も楽しめますよ。

ミカンを植える時期は秋か春が適しています。Dwarf Mandarinの木は通常のみかんよりも種類が少なく、いつも売っているわけではないようです。Pukekoはガーデンセンターに何度も足を運びました。興味のある方は今から好きな品種を探して、春頃に植える計画を立ててみてください。

Happy Gardening!

記者プロフィール

Pukeko

Pukeko

Auckland在住26年のライターPukekoです。
家族とオカメインコ兄弟、保護犬のチコと暮らしています。
レスキュードッグのサポーター。
 

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