ニュージーランドにはとてもユニークな、ブドウを一切使用しないワインがある事をご存知でしょうか?
ブドウを一切使用しないワイナリー!?
ニュージーランドはよく知られたワインの名産地の1つです。 スーパーでは安価に手に入れる事が出来て、日本よりもワインがとても身近に感じられるのではないでしょうか。
ところで、ニュージーランドにはとてもユニークな、ブドウを一切使用しないワインがある事をご存知でしょうか?
"ブドウを一切使用しない"という事はつまり、ブドウ以外のフルーツを使って、ワインの製法で作られたお酒を意味するのですが、味は不思議とワインなんです。
そんなワイナリーが、聞いた話だとニュージーランド国内に20軒ほどあるそうです。
今日紹介するのは、タラナキ地方のニュープリマスから車で20分くらいの場所にある「Sentry Hill Winary」です。
ニュープリマスからオークランドに向かう道を15分ほど走っていると、wineryというシンプルなサインがあり、一見普通のワイナリーに見えるのですが、中へ入ると扱っているワインは全てブドウ不使用の物のみです。
一体どんなワインがあるのか?
まず最初に紹介されるのはさすがニュージーランド、キウイフルーツのワイン。
それに続いてフィジョア、生姜、ボイズンベリーを使った赤ワイン等、興味を唆るワインに加え、サイダーにジンまで。
計8種類のお酒を何と無料で試飲させてくれるのです。
同じくココで作られ、ボトル詰めまでされたフィジョアジュースも絶品。
オーナーのスティーブはドライバーへの配慮もしっかりしてくれます。
彼のこだわりはコルクにもあり、多くのニュージーランドワインはキャップを使用している中、ここのワインは全てフランス産のコルクを使用しているそうです。
お土産にもピッタリ
お値段もボトル1本$18からとお手軽。
キウイフルーツのワインなんて、ニュージーランドのお土産で上げたら喜ばれる事間違いなし!
ここで造られているワインは、多くの賞も受賞しており、ニュープリマス市内、またオークランドでも一軒だけここのワインを購入出来るliquor shopがあるそうですが、値段が上乗せされているので、是非一度まずはワイナリーの方に足を運んで欲しいとのことでした。
以下、ウェブサイトと住所、そして営業時間を記載いたします。
ウェブサイトは何と、日本語にも対応しています!
テイスティングだけでなく、オーナー夫婦の饒舌なトークも聞いていて楽しいですよ。
タラナキ地方へお越しの際は、是非立ち寄ってみて下さい。
「Sentry Hill Winary」
ニュープリマス
- 住所
- : 152 Cross Road, RD3, New Plymouth
- 電話
- : 06-752-077
- 営業時間
- イースターから
8月末まで(冬) - : 水曜日~日曜日 11AM - 17PM
- 9月1日から
イースターまで(夏) - : 月曜日~日曜日 11AM - 17PM
- 祝日
- : Close
- URL
- : sentryhillwinery.co.nz