貧血の原因

貧血という言葉をよく耳にしますが、これはどういうことなのでしょうか？貧血とは、血液中の赤血球やヘモグロビンが少ないことを指します。原因は１つではなく、鉄分不足のために起こることもありますし、骨髄関係の病気に関連した造血障害、体のどこかで出血してることも考えられます。これらの中で一番多いのは鉄分が不足している鉄欠乏性貧血です。

鉄不足の判断

自分で鉄分が不足しているかどうか判断するのは難しいです。年に一度GPでコレステロールなども含め、血液検査をしてもらうと良いでしょう。鉄の数値が低い場合はGP から連絡が来るはずです。一番簡単で安くできる治療はGPから処方箋をもらい、薬局で鉄剤を購入し、それを服用する方法です。鉄剤が服用できない場合、次は注射があります。これも通常GPクリニックでできます。鉄不足がひどく、それでは足りないという場合は点滴をする場合もあります。

鉄不足になりやすい人

キウィは一般的に鉄分を多く含む肉を多く食べるため、あまり鉄不足にはならないようです。対して、日本人は鉄不足の女性が多いようです。また肉を食べないベジタリアンやヴィーガンも鉄不足になりがちです。

鉄を多く含む食品

鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄があります。

ヘム鉄：動物の肉や魚の赤身に多く含まれ、体への吸収率が高いです。

レバー、牛肉、ラム肉、マグロ、卵

　

非ヘム鉄：穀物や野菜、海藻に含まれます

ポリッジ、ウィートビックス、ほうれん草やシルバービートなどの濃緑野菜、豆、ナッツ

ヘム鉄に比べ、吸収しにくいといわれています。

鉄の必要摂取量（NZでの推進量）

• 14～18歳男子 → 11mg
• 14～18歳女子 → 15mg
• 成人男性 → 8mg
• 19～50歳女性 → 18mg
• 50歳以降の女性 → 8mg

特殊なダイエットなどにより、効果的に鉄分が取れないと感じた場合、手軽に取れるサプリメントもあるので、GPや薬局で相談してみるのも良いでしょう。液体やグミのように噛んで食べるタイプなどいろんな種類があります。

カフェインは鉄分の吸収を妨げるので食後のコーヒーは時間を置いてからいただきましょう

Happy eating!