不用品、どうされていますか？まだ使える、あるいは未使用だけど、不要で困っていることってありませんか？

処分するにしても手間だけでなく、物によっては費用もかかる、なんてことありますよね。そんな時に寄付という選択肢も取れるかもしれないということで、このトピックでは、身近なところで見つけた寄付ビン（寄付用の回収箱）を紹介したいと思います！

ニュージーランドに来て個人的に驚いたことのひとつのなかに、リサイクル活動や寄付活動があります。専用の回収ビンがあり、きちんと機能していて、こういったことが当たり前なんだなと感じました。間違って買ってしまった、まだ使えるけれど自分にとっては要らない、といった物がある方は、寄付ビンの利用も選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか？

ＣＬＯＴＨＩＮＧ　ＢＩＮ

こちらのビンは、衣類用の寄付ビンになります。青色でそれなりに大きさがあるため目立ちますね。そのため、利用したことはないけれど、なんとなく見たことはあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。一概には言えませんが、大きな道路沿いや大型スーパーマーケットの駐車場といった所で見かけます。

衣類だけでなく、両足揃っている靴やベルト、ベッドリネンといったものも回収の対象品です。寄付したいものを袋にまとめて、こちらのビンに入れるようになっています。オークランドでは衣類用品はリサイクル対象ではないので、まだ使える衣類で不要なものがある場合は、寄付できるというのは嬉しいですね。

Ｆｏｏｄ　ｆｏｒ　ｇｏｏｄ

身近なスーパーマーケット内にも寄付ビンはあります！いただいた食料品だけど理由があって食べられない、保存用に買っておいたけど使わないまま帰国する、というような未開封食料品がお家に残っていることはありませんか？こちらはＷｏｏｌｗｏｒｔｈｓに設置されているもので、食料品の寄付、いわゆるフードバンクになります。

ちなみに、Ｗｏｏｌｗｏｒｔｈｓ内の一角に子どものための無料フルーツが置いてあるのを見たことがあるでしょうか。これもＦｏｏｄ　ｆｏｒ　ｇｏｏｄとして同社が取り組まれている活動のひとつのようです。

ビンの下部にある赤いロゴがありますが、こちらのロゴの店舗（ＴＨＥ　ＳＡＬＶＡＴＩＯＮ　ＡＲＭＹ）自体でも様々なものが寄付でき、逆に寄付されたものを購入することもできます。ニュージーランド全体にお店があります。

ＰＥＴ　ＦＯＯＤ　ＤＯＮＡＴＩＯＮ　ＢＩＮ

Ｆｏｏｄ　ｆｏｒ　ｇｏｏｄの隣にある青空色のビンは、ペットフードの寄付ビンになります。ビンの外観からもどういったものなのか分かりやすいですね。こちらは、動物保護団体のＳＰＣＡがとりおこなっています。なお、ＳＰＣＡのセンターではフードだけでなく動物用のおもちゃといった物品についても寄付を受け付けされています。

身近ということで、今回は上記の三つを紹介しました。ひとつ気がつくと、生活圏内に様々な寄付ビンや取り組みを見つけられるようになりました。とくに、こども服なんかはサイズが変わってしまうと、不用品として捨てる以外には雑巾などの掃除用品にするくらいしか考えられておらず、まだきれいな状態だと少しもったいないなと感じていたので、寄付という選択肢を考えられるようになり良かったなと思います。

自分自身にとっても誰かにとっても嬉しい道になるかもしれません。不用品を処分する必要がある際は、検討してみてくださいね！