2年に一度20歳以下の世界一を決めるサッカーFIFA U-20 ワールドカップ(以下U20W杯)が今年はニュージーランドを舞台に開催されます。FIFA主催の国際大会をニュージーランドがホスト国として開催するのは1999年のU-17、2008年の女子U-20大会に続いて3回目。各大陸予選を勝ち抜いた24ヵ国が栄冠を目指し22日間の戦いに挑みます。
次世代を担うスター選手を発掘!
1995年1月1日生まれ以降の若者達は、国を代表して優勝を目指すことはもちろんのこと、大会を通じて世界に自らの存在をアピールするためにプレーします。マラドーナに始まりロナウジーニョやメッシといったサッカーのスーパースター達もこの大会を通じスター選手へと成長しました。次世代を担うスター選手の発掘もこの大会の魅力の一つです。
出場国は強豪国ばかり!
日本はアジア予選の準々決勝で敗れ、4大会ぶりのU20W杯への出場は叶いませんでした。アジアからは日本を破った北朝鮮をはじめ、優勝したカタール、U20W杯への初出場を果たしたミャンマー、そしてウズベキスタンの4ヵ国が参加します。
その他の地域ではヨーロッパ予選を制したドイツや2度の優勝経験があるポルトガル、最多18回目の参加となる王国ブラジル、同じく南米から最多6度の優勝を誇るアルゼンチン、アフリカからは優勝経験もあるガーナやアフリカ勢最多10回目の参加となるナイジェリアなど各大陸の強豪国が集結します。
大会の展望としては、近年徐々にサッカー熱が高まってきており若手の成長著しいホスト国のニュージーランドが地元開催という地の利と地元の大声援を受け快進撃・・・というシナリオも想像できなくはないのですが、現実的には先に挙げた国に南米予選2位のコロンビア、北中米カリブ海の雄メキシコを加えた8チームが大会をリードすることになるのではないでしょうか。
5月30日からスタート!
大会は5月30日にオークランドのノースハーバースタジアムでのニュージーランドvsウクライナを皮切りに7会場(ファンガレイ、オークランド、ハミルトン、ニュープリマス、ウェリントン、クライストチャーチ、ダニーデン)で全52試合が行われる予定です。決勝戦は同じくオークランドのノースハーバースタジアムにて6月20日の17:00キックオフ。
観戦の際はやはりスタジアムに直接足を運ぶことをお勧めします。特に予選リーグはほとんどの試合が同一会場で2試合行われるため、1日2試合観戦することも可能です。スタジアムではKiwiのボランティアの方々と大会マスコットであるウーリアムがフレンドリーに対応してくれるでしょう。スタジアムではサッカーだけでなくフレンドリーな現地の人々や各国のサポーターとの交流も楽しめます。
ちょっと違う観戦方法
現地に行くには遠いという方には、街にあるスポーツバーで飲み物や食事を摂りながら仲間たちとワイワイ観戦するというやり方もあります。大型スクリーンに映し出されるテレビ中継を観ながら、チャンスやピンチに一喜一憂し、ゴールが決まるたびに新たに乾杯!て盛り上がること請け合いです。期間中、チケットが手に入らなかった時のためのオプションとしてみてはいかがでしょうか?
FIFAU-20 World Cup New Zealand 2015公式サイト
http://www.fifa.com/u20worldcup/
チケット購入
チケットは、FIFA公式サイトから購入可能です。急げ!
http://tickets.fifanz2015.com/individual-matches/