クライストチャーチ・カウンシルは、人々に市の道案内の役割をする4つの巨大タワー設置に10万ドルをかける。
震災以降、市街にはランドマークと呼ぶべきものがなく、通行人は道に迷いやすくなっている。今年の予算の中から8万ドルから10万ドルをかけて、街中に4本の道案内タワーを建てる予定。このタワーに主要な場所の地図を記し、広告スペースを設け、ソーラーパワーのスピーカーから音楽を流すとのこと。
カウンシルの担当者は「今年の夏に間に合うように10月には設置したいのです。5年程度のスパンで、移動が可能であるよう設計しています」と語る。
タワーの高さは8メートルで、設置場所に関連した歴史や、その後同じ場所に作られた社会的な環境も記す予定であるとのこと。