ある本で、この50年間でニュージーランドのゴミは2倍に増えたと発表された。毎年250万トンのゴミが埋め立て場に捨てられる。平均でニュージーランド人一人が、1年に400キロをゴミにしているという。
この本の作者は、ワイカト大学のアレクサンダー・ガレスピー教授。彼は、ニュージーランドのゴミは埋め立てられるのではなく、焼却されるべきと説く。
「焼却で最もいいのは、1,200度の多数フィルターを使う。焼却するとゴミの90パーセント以上が消滅し、そのプロセスから出た廃棄物は送電網に戻してやる」というのがガレスビー教授の意見。
現在の埋め立て所は80年から100年しか続かず、次世代に問題を先送りしてしまうと、彼は懸念している。