ニュージーランドのマクドナルドは、2009年から2020年までの間に勤務した数万人の従業員に対して、休暇手当の誤算を修正するための支払いを開始した。

マクドナルドは、11年間で年間1万人以上の従業員を雇用しており、今回の支払いの対象となる従業員は数万人になると予想される。ただし、フランチャイズオーナーが閉店した場合には、従業員への支払いは行われない。

同社は、2019年11月に休暇手当の誤算を是正することで合意に達しており、今回その支払いが開始された形となる。しかし、労働組合は、マクドナルドが提供するオンライン申請フォームが誤解を招くものであると批判している。

マクドナルドは、過払い分を補償金と相殺する方法を取っているが、労働組合はこれに法的根拠がないと批判。マクドナルドは数百万ドルと数万時間を費やして補償金の支払いプロジェクトを進めてきたと述べている。