AucklandのSt Heliersで人気レストランのオーナー家族に永住権がおりず、母国へ帰国せざるおえない事態となっていることが分かった。
レストランビジネスを目的にロングタームビジネスビザという起業家ビザを取得した家族は2013年、ニュージーランドに移住したが、当初ビジネスプランに含まれていたオークランドで購入予定のレストランがビザの審査中に他に買い手がついてしまったため、オークランドのLa Vistaレストランを購入、移民局へ計画変更の通知及び新たな事業プランを移民局へ提出し承認され、ビジネスを開始した。La Vistaレストランはそれ以降、席数も40席から70席に拡大、売り上げは昨年ではNZ$1.6ミリオンドルで今年年度末の売り上げ見込みはNZ$1.75ミリオンドルとビジネスは成長を見せている。現在26名の雇用者がおり、レストランビジネスとしての規模は大きいといえる。しかしながら、今回、永住権申請が通らず却下されてしまった。その理由はニュージーランドへ大きく貢献しているとは言えず、今後のビジネスにおいて現状以上に発展する見込みは期待できないということだった。家族はその結果を不服とし、Protection Tribunalへ申告したが、移民局の審査内容に間違えは無かったと却下された。
移民局は家族に対し、今年7月1日までに国外に出るように指示しているが、家族は納得がいかず、移民大臣に再考を求めるつもりだという。