クライストチャーチから車で3時間ほど南下した場所にある小さな街Oamaru/オアマル。
イギリスのヴィクトリア期にちなんだ歴史的な建物が多く並び、白い石造りの街並みはとても美しく訪れる人々を魅了しています。
個性豊かなお店が多く、また街中にはヴィクトリア調の仮装をした人もたくさん見られるため歩いているだけでも非日常を感じられる特別な街です。
この街の雰囲気が好きで、通りかかれば毎回立ち寄って散策してしまうという人も多いでしょう。
…ですが!
オアマルの魅力はいろんなところで語られているので、今回はその周辺にある、個人的にお気に入りスポットをご紹介します。
その名も「ElephantRocks/エレファントロックス」!
エレファントロックスとはどんな場所?
オマルーの手前にある国道83号(Georgetown Pukuri Rd & Duntroon Georgetown Rd)から内陸に車で40分ほどかけて移動すると、エレファントロックスのある丘にたどり着きます。
入口の駐車場にはゾウさんの看板。
その奥にはお決まりの羊達。
この時点でもうすでにザ・ニュージーの光景です。
少し歩くとここについて解説してある看板が。
どうやらこの場所、一見標高の高い場所ですが大昔は海の中にあったそうです。
では一体エレファントはどこにいるのか?
そのまま丘を下っていくと…
なだらかな丘の上にゴロリと転がる無数の岩!
そして注目してほしいのはそのサイズです。
まるで人間がアリのよう!
大きいものでは高さ10メートル近くもあります。
どうやらこの岩、なんと250万年も昔海の底にあった化石だそうです。
長い長い年月をかけて侵食と隆起を繰り返し、石灰岩がこのような形になって残ったそうですよ。
確かに大きさといい色といい、象と言われればそんな気もしますね^^
形の方はどれもバラバラです笑
訪れる人々は皆岩に触れて、古代の名残を肌で感じておりました。
中にはひょいひょいと身軽に登る子供やおばあちゃんの姿も…笑
(※特に登ってはいけないと言う注意書きはありませんでしたが、落差もあるので登る方は足元に気をつけてくださいね!)
また岩だけでなくその土地全体の景色も見ものです。
果てしなく続く草原に美しい山と羊達…
これぞまさにニュージーランド!という光景が広がっています。
海の底だった場所がこんな大地に変わるなんてなんて時の流れに驚きますね。
そしてこのエレファントロックス、実はあの有名な「ナルニア国物語」のロケ地にもなっているんです!!
第1章:ライオンと魔女にこの土地が登場しますよ。映画ファンの方はぜひ必見です!
エレファントロックス、入場料はかからず誰でも気軽に立ち寄ることができます。
オアマルに行く方、もしくはオマラマ方面に行く方はぜひ寄ってみてください!
オマケ:もしオアマル⇔クライストチャーチと移動するのなら…
オアマルの町に入る手前、エレファントロックスへ続く国道83号線よりもクライストチャーチ寄りの場所にワイタキ川が流れております。その川の麓にある休憩所がなんとも綺麗なんです!
入り口にはトイレやベンチがあるのですが、その奥に周り林を抜けると…
このように開けた小川に出ます。
その水の透き通っていること!
ベンチ代わりにちょうど良い大きな流木があったので、そこに腰掛けてランチを食べたら最高でした笑
どうしてニュージーランドの水はこうも青いのでしょう…
以上、オアマル行くならついでに寄ってほしい場所でした♪
Natsuko
日本でホエールウォッチングのガイドとして働き、今しかできない経験を求めてワーホリに挑戦。コロマンデルに現れたシャチの動画がニュージーランドを選ぶきっかけに!