木の根を守り、見た目もスッキリ見えるDIYの枠の紹介
Pukekoは何種類かの果物を中心とした木々を庭に植えています。それぞれの木に季節に応じてコンポストを混ぜてやったり、夏は乾燥を防ぐため、バークや枯葉などを木の周辺にかけてやります。それに加え、果物の性質によって必要な栄養を時々与えてやったりと植えっぱなしでほっておくわけにはいきません。しかし、木々にとって必要なことをしていたら、時々家族から苦情が出ました。芝刈りをするのにこの木の周辺がやりにくくて仕方がないというのです。それに加え、風が吹くとバークなどがあちこちに飛び散り、庭はいつもめちゃくちゃ。
ガーデンショップへ行けばいろんな素材でできた枠も売っています。しかし、必要な木の数だけを買うとなれば金額はかなりのもの。そこで、何かいい方法はないものかと近所を見て回りました。見た目がすっきり見えるお宅のお庭は、木の周辺に何らかの枠をつけています。古タイヤを使ったり、お家の改築の残り物っぽいレンガを使ったり、どこから来たのか形が違う岩を器用に並べてみたりと、すでに持っているもので作られているお家が多いようです。これらは以前からPukekoも考えていましたが、それぞれ欠点がありました(私なりのですが)。古タイヤは無料で手に入りますが、大きなタイヤでも木の周りを囲むには小さすぎます。実際私が見たタイヤも、木が大きくなるにつれて窮屈そうでした。これでは意味がありません。我が家はレンガの壁で、この家を買った時から何個もバラのレンガが庭に積んでありました。レンガを木の周りに並べると、時間が経つにつれて隙間から雑草が生えてきたり、置いてるレンガの位置も歪んできます(経験あり)。特に庭が斜面になっている場合はずれてきやすいです。しかし、いずれも自分がどこまでやりたいかなので、これらの材料があり、これで充分だと思うなら材料費はゼロですから是非やってみましょう。
Pukekoの場合は、家族が芝刈りをするのにやりやすくなるようにと、一度枠を作ったらなるべく長持ちさせたいという条件で、自分で作ることにしました。思った大きさと高さが見つからなかったからです。大きなハードウエアショップの木材を売っているコーナーへ行き、何をしたいのかを店員さんに話しました。木の質も値段も様々です。庭に置くものなので、濡れても腐らない加工をした木材を選びます。値段だけ見ると安い木材もありますが、大抵こういうものは加工をされていないので、屋外で使うと腐ったりカビが生えたりします。自分が欲しい枠の高さ(木材の板の幅になります)を言って、それに合う分厚さを店員さんが選んでくれました。庭に使うものなので、多少見た目が粗い物でも構いません。それを自分は欲しいサイズに切ってもらい、それを木の周りに置くだけです。埋めていません。
なんという名前かわからないのですが、釘ではなくこの金属のパネルのようなもので板をつなぎました。うまく釘を打てる方はもちろん釘でも。錆びない釘を購入することをお勧めします。これらもハードウエアショップで買えます。
枠を作ったら、あとはコンポストや必要な栄養などをその時その時に乗せてやり、バークをかけてやります。特に柑橘系は根が浅いので、こうやって木の周辺を守ってやると喜びます。写真はレモンです。
枠をこうやって作ると、見た目がすっきり見えることはもちろんですが、管理がしやすくなります。栄養を与えたり、雑草を取り除いたりも最低限この枠内はこまめにしてあげましょう。フィジョアは実が熟すとポトポト落ちるので、この枠内をチェックして食べごろのフィジョアをいただきます。
暑くなると庭の作業は疲れるので、その前にできることはやっておきましょう。