先日初めてニュージーランド人宅のホームパーティーにお邪魔したのですが、服装から手土産まで色々とわからないことが多く戸惑いました。今日はそんな私の体験をもとに、ゲストの心得についてまとめてみようと思います。
到着時間
ホームパーティーでは集合時間ちょうどに到着するのがベストです。
ホストが余裕を持って準備できるように、早すぎる到着や大幅な遅刻には気を付けましょう。
家を出るときに「あと○○分で着くよ」「何か買い足すものはある?」といった連絡を入れると親切ですね。
服装
月並みですが、やはりTPOに合った服装を心がけるのが良いと思います。
親戚や友人が主催するホームパーティーであれば、それほどフォーマルにする必要はないようです。
実際に、今回私はBBQをすると聞いていたので、いざという時すぐ手伝えるように動きやすさ重視の恰好で行きました。
自分で判断がつかない場合は事前にドレスコードを確認しておくと安心ですよ。
手土産
自分を迎えてくれたホストへの感謝を込めて、みんなが楽しめる手土産を選びましょう。
ポイントは、ホストが用意してくれる食事と被らないようにすること。
保存がきいたり個包装になっていたりして、余っても困らないものだとなお良いですね。
例えば、おしゃれなボトルに入ったお酒やジュース、簡単につまめてちょっと珍しいフレーバーのスナック、またもし事前に料理の内容を聞いている場合はそれに合った食材などを持参するのはいかがでしょうか。
手伝い
招待されたからといって、ただ準備の様子を見ているだけというのは気が引けますよね。
しかし、手伝いたいからといって勝手に人の家やキッチンを動き回るのは失礼ですし、かえってホストに気を遣わせてしまう可能性もあります。
そんな時はまず、「何かお手伝いできることはありますか?」と聞いてみましょう。
もし何かお願いされたら喜んで手伝えばいいですし、「ゲストなんだからゆっくりしてて~」などと言われたときはそれに従えばよいと思います。
その代わりに、ホストがおもてなしに集中できるように料理の取り分けや後片付けを担う、あるいは子どもも集まるパーティーなら率先して子どもたちの面倒を見るなど、ちょっとした心配りができるように用意しておきましょう。
ちなみに、今回私が参加したホームパーティーでは、ご主人が「BBQをやらなきゃキウイハズバンドとは言えない! 俺に任せろ!」と張り切って食材を焼いてくれました。
最初は手伝った方がいいのではと迷ったのですが、とても嬉しそうにおもてなししてくださる姿を見ていると、素直にお任せして美味しく・楽しく頂くことこそがゲストの振舞いとして適切な場合もあるのだなと感じました。
ホストはそもそもゲストに喜んでもらいたくてホームパーティーを開くはずです。
だからこそ、感謝の心を忘れずにその場を思いっきり楽しみ、お互いが気持ちよく過ごせるような空気づくりをするのもゲストの大切なマナーなのではないでしょうか。