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お寺シリーズ第三弾!! 念願のシーク寺院へ

皆さん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?今日は私が行ったシーク寺院について書きたいと思います。

sikh-temple

皆さん、シーク教についてご存知ですか?ダーバンを巻いているインドの人々です。私はそれくらいしか知識がなかったのですが、学校の先生がインド大好きでトータル三年半ほどインドに行った事があるらしくインドの話をよくしてくれていました。その中でシーク教について男女平等だと教えてくれました。インドで男女平等?!と大変驚きました。インドと言えばカースト制度のイメージがあったもので…。その話の中でシーク教に興味が沸き、クライストチャーチでシーク寺院を探してみたのですが、分かりませんでした。(その代わり、ヒンズー教の知り合いが出来、ヒンズー寺院へ行けたのでそれはそれですごく良い経験が出来ました!!)

今回、タウランガに行く機会に恵まれ、タウランガの滞在先のすぐそばにシーク寺院があったのです!

何回か横を通りすぎ、今回とうとうお邪魔しました~。

すごく大きな敷地内にお寺と公園と事務所がありました。たまたま、公園で家族連れが遊んでいたので話しかけたら事務所に連れて行ってくれ、中にいたシークのお坊さんが中を案内してくれることになりました。

中に入る前に頭にバンダナを巻き、靴を脱ぐように言われました。バンダナが沢山入った箱があり、そこで貸してもらいました。頭の毛は隠すようです。

中に入ると広いホールがありました。ここで土曜日は300人近い人々が一緒にランチを取るそうです。ここ、タウランガに300人近いシーク教徒がいることにとても驚きました!!私も土曜のランチに誘われましたが残念ながら他の予定があり、行く事が出来ませんでした。

そのあと、また奥の部屋に行くと、広いホールに祭壇があり、そこに棺桶のようなものがありました。なんだろう…?とビクビクしていたら中を見せてくれました。すごく大きな経本が大事に祀られていました。

ここで、シーク教について色々質問してみました。

  • シーク教は男女共に髪の毛を含み全ての毛を一生剃らない。
  • シーク教は男女平等はもちろん、全ての宗教を受け入れ全人類が平等。
  • お酒は飲まない。
  • ダーバンを巻いていたらバイクに乗るときにヘルメットをしなくてよい。
  • シーク教徒はインド人だけでなく、他の国々にもいて、世界中にシーク寺院がある。
  • 銀のブレスレットをしていたが、シークのお守り的な物らしい。

など色々教えてくれました。そして、お供え物のスィーツをくれました。味はあんこのような甘い物でした。

その後、事務所に行き、先ほど公園で出会った家族と一緒にチャイとカレー味のパイの様なものをご馳走になりました。パイは少しピリ辛でチャイは甘くてすごく美味しかったです。

シーク寺院のお坊さんはニュージーランドに来る前はアフリカにあるシーク寺院を守っていたそうです。来年以降は多分アメリカのシーク寺院へ移動になるということでした。

日本にもシーク寺院があるから日本に帰って機会があったら日本のシーク寺院へも行ってみて、と言ってくれました。

シークの人々は語学学校の先生の言った通り、すごく優しく平等な事が分かりました。もしも、近くにシーク寺院があればお邪魔するのも良いかもです。ただし、行くときはなるべく肌の露出の少ない格好で行くことをお勧めします。
(これは私が思ってるだけですが頭をスカーフで巻いていたのであまり肌の露出は避けた方がいいのかな?と思います。)

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!!

記者プロフィール

めぐみん

めぐみん

過去にニュージーランドでワーホリをし、再び学生ビザで戻ってきました。

ニュージーランドの良いところを沢山紹介できたらなと思います。

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