ニュージーランドで初めてカーフェリーを利用して、ラッセルへ行ってきました。ちぎれた道路が海を滑っているかのようなカーフェリーの体験は、景色もよく気持ちのよい旅のひとときとなりました。
ラッセルへ行く3つのルート
ラッセルは、パイヒアからパッセンジャーフェリーで行くルートが人気ですが、車のある人はカーフェリー、あるいは湾をぐるっとドライブするという選択肢もあります。
3つのルートを、所要時間や料金を比較しながら紹介していきます。
①車で湾をぐるっとまわる
デザイナーズトイレで有名なKawakawaからパイヒアに向かう11号線を3kmほど走ると、ワイカレロード (Waikare Rd)が右手に出てきます。この道路を通ると、ワイカレ海峡をぐるっとまわるようにしてラッセルへ行くことができます。
Kawakawaから約55分。山道を通るため時間はかかりますが、フェリー代がかかりません。のんびり行きたい人向け。
②オプア港からカーフェリーを利用する
パイヒアの5km手前にあるオプア (Opua) という町から、対岸のオキアト (Okiato)までカーフェリーが運航しています。
このカーフェリーはオプア発の便が朝6:00~夜9:30に10~20分間隔で運航。料金は車1台$13 (NZD)、大人一人$1 (NZD) 。
Kawakawaからの所要時間は約45分と、山道を走るルートとあまり変わりませんが、とても快適です。カーフェリーに乗っている間、外に出ることができるので景色も楽しめます。
③パイヒアからのフェリーを利用する
移動手段が車じゃない場合、このフェリーが便利です。パイヒア (Paihia) から直接ラッセルに行くことができるので日帰り旅行にぴったり。ラッセルは小さな町なので、軽く見て回りたいという人はパイヒアに宿を取った方が効率的です。
ちなみにこのフェリーは人のみで車は利用できません。
パイヒアからの便が朝7:20~夜9:30(夏は10:30の便がある)、15分間隔で運行しています。料金は大人一人$12.5 (NZD)。
2人でラッセルに行く場合、オプアのカーフェリーの場合は[車+大人2人]で$15、パイヒアからのフェリーは[大人2人]で$25。なぜか車入ってもオプアの方が安い不思議な設定になっています。
フェリーは、遅れたり欠航したりすることも…
夜、パイヒアの港で釣りをしていると、数人から「フェリー来なかった?」と声をかけられました。そう言われてみると、15分間隔で来るはずのフェリーが1時間経っても来ません。フェリーが故障したのか、その夜は結局1度も見かけませんでした。
帰る予定だった人たちはかわいそうですが、旅にハプニングはつきものですね。
ラッセルはのんびりした雰囲気のよい町。私にとって、もう一度訪れたい町のひとつとなりました。