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トランス・ミス・ニュージーランド誕生

ニュージーランドで初めて、トランスジェンダーのミス・ニュージーランドコンテストが開催された。ニュープリマスで開催されたトランスジェンダーについて考えるイベントの一環である。

初のミス・インターナショナル・ニュージーランドに輝いたのはアリエル・ケイルさん。「子どものころは、トランスジェンダーについて知識もありませんでした。ただ自分は女性の心を持つ存在で、生まれた体とは合っていないと知っていました」と苦しみながら成長したと語る。時には身体的な病をも引き起こす深い苦悶が常に胸の中に渦巻いており、それは性転換を決めるまで続いていたという。ケイルさんは自分の経験を話すことで、同じ悩みを抱える人を助けたいと願っている。

この日はトランスジェンダーを祝う日のイベントとして、彼女以外にも多くの人が自身の物語をシェアした。

今年の4月5月、ニュージーランド全国ロックダウンに伴いGDPは12.2%落ち込んだが、農業、林業、漁業はわずかに2.2パーセント減に抑えられている。タラナキのダミエン・ロパーさんは420頭の乳牛を飼育するタラナキの農牧家だが、パンデミックが彼のビジネスに及ぼした影響は小さいという。「牛乳は毎日収集されていたし、電気関連でトラブルが起こっても優先的に修理される。ロックダウン中もほぼ通常通り仕事ができた」Yummy Apples社のマネージャー、ポール・ペインターさんは、農業がこの国の成長を促進する希望の星だと考えている。ただし収穫期が近づくにつれ、今年は海外からの労働力に頼れないことを憂慮している。

ホークスベイでは、約1万1,000件の求人が出ると予測されている。