旅行の航空券予約会社Flight Centreは、コロナ禍により従業員160人を解雇し、23店舗を閉店すると発表した。
同社はこれに先駆け、すでに600人の人員削減と70店舗の閉店も行っている。
マネージング・ディレクターは、「国境が封鎖された状態で、店舗で十分な仕事がないため、この人員削減は避けられなかった」と、顧客へのEメールの中で説明している。「才能と情熱のある多くの従業員をリストラし、チームを縮小することは辛い決断でした。人は弊社の中核を成すものですから」と記している。Flight Centre社は、政府のNZ$47.6ミリオン旅行返済金スキームの対象となった企業の一つ。
また、NZ$11.1ミリオンドルの給与助成金を政府から支給されている。
今年の4月5月、ニュージーランド全国ロックダウンに伴いGDPは12.2%落ち込んだが、農業、林業、漁業はわずかに2.2パーセント減に抑えられている。タラナキのダミエン・ロパーさんは420頭の乳牛を飼育するタラナキの農牧家だが、パンデミックが彼のビジネスに及ぼした影響は小さいという。「牛乳は毎日収集されていたし、電気関連でトラブルが起こっても優先的に修理される。ロックダウン中もほぼ通常通り仕事ができた」Yummy Apples社のマネージャー、ポール・ペインターさんは、農業がこの国の成長を促進する希望の星だと考えている。ただし収穫期が近づくにつれ、今年は海外からの労働力に頼れないことを憂慮している。
ホークスベイでは、約1万1,000件の求人が出ると予測されている。
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