ダニーデンで、KiwiBankとニュージーランド郵便局のジョイント支店の半数以上を閉店すると発表され、近隣の住民からは大いに不満の声が上がっている。
ダニーデンのSouth Dunedin, Moray Place, Mosgiel 及び Dunedin North のジョイント支店を閉店し、Green IslandとNorth East Valleyの2支店のみを残すことが決定された。KiwiBankは、市の中心街に単独の支店を開設することを確定している。
住民からは、地元の郵便局が減ることで、高齢者やクルマを持たない人々が困ると、不満の声が上がっている。閉店対象となる支店の一つSouth Dunedinでは、利用者が多く、列をなして順番を待つ人も多くいる。この郵便局を通じて、海外に住む子供たちと連絡を取っているお年寄りも少なくない。
ただし、ニュージーランド郵便局は、支店を減らしてサービスを低下させる意志はなく、同エリアで郵便局を開設できる場所を探しているという。
KiwiBank側からも、ジョイント支店の閉鎖は今後時間をかけ、顧客に迷惑がかからぬよう、カスタマーサービスと顧客が話し合って慎重に進めると発表している。