漁期に入り7週間目、南極に近いオークランド島付近で、メスのアシカが、アシカを逃がすための網の除外装置のそばで死んでいたのが見つかった。
環境グループForest and Birdのスポークスマン、ケヴィン・ハックウェル氏は、除外装置が作動したという証拠は見られない、と語る。
「イカのトロール漁に用いられるアシカ保護のための装置が実際に役に立っているかは疑問である」とハックウェル氏。
政府はこの装置が確実に動作しているという確証を得るまでは、この付近の海域でのトロール漁を一時停止すべきであるというのが、ハックウェル氏の意見。