ニュージーランド人対象に実施されたアジア諸国やアジア人への意識調査で不動産価格の高騰に関してはアジア人が要因だとの意見が多かったものの、全体的に肯定的な結果となった。
Asian New Zealand Foundation(アジアニュージーランド財団)が行うこの意識調査は20年毎年続いており、ニュージーランド人からみたアジア諸国、アジア人の存在や、特にアジアがもたらす将来のニュージーランド貢献度について現地の人々がどう思っているかを知ることが目的である。
その結果、8割の人が母国の将来のためにはアジア諸国の存在が重用だと考え、そしてアジア諸国との文化や経済の繋がりの発展も大切だと考えている。
また、9割の人がこれから10-20年はアジア諸国と良い関係を築く事により、特に輸出業や観光面でニュージーランドに利益をもたらすと考えているようだ。
しかしながら、今問題視されている住宅価格の高騰に関して、約4割がアジア人による投資が要因だと回答、昨年度より増加した。
アンケートには、中国、インド、日本、韓国、東南アジア 5カ国の人種に対する印象についても聞いており、日本人が最も良い印象をもたれていることがわかった。