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ハミルトン、オークランド間の通勤列車4月から

ハミルトンとオークランドを結ぶ通勤列車、通称Te Huiaのサービスが4月より始まる。

これ以前に、2都市間の通勤列車が走ったのは2001年で、このときは16カ月のトライアル失敗で終わっている。

新たなサービスに対する政府の資金が承認されたのが、2018年の12月。総資金額NZ$78ミリオンドルは、2019年から2024年の6年間に割り当てられた。このうちNZ$68.4ミリオンドルは政府から、残りのNZ$9.8ミリオンドルはワイカト地方自治体からの出資である。

2018年、運営に必要な年間コストはNZ$5.82ミリオンドルと見積もられた。そのうち75パーセントは交通局からの補助金で、残りは乗客運賃とハミルトンの固定資産納税から補填される。

本サービスは昨年開始の予定だったが、新型コロナウイルスパンデミックのため延期されていた。

列車は平日ハミルトンとパパクラ間を1日2往復する。ハミルトンを午前5時46分および午前6時30分に出発し、戻りは午後5時および午後6時30分。

列車は4両編成で、ロトカウリとハントレーに停車する。

割引カードを使った乗車賃は、ハミルトンからがNZ$12.2ドル、ハントレーからはNZ$7.8ドル。

サービス開始は4月9日の予定。