今月初め、ハミルトンで橋をよじ登っていたところを警察に保護された11歳の少女が、20歳の女性と誤認され、精神科施設に収容されたうえ、少なくとも2回抗精神病薬を投与されていたことが明らかになりました。
少女は自閉症で言葉を発しないと報告されており、本人確認ができないまま誤認が進んだとみられています。警察は関係者の証言をもとに誤って別人と判断。病院ではその情報に基づき治療が行われたとされています。
この件が公に知られるようになったのは最近で、精神保健相のマット・ドゥーシー氏も先週になって初めて報告を受けたと明かしています。現在、保健局と警察が内部調査を開始しており、ドゥーシー氏は制度全体の説明責任が必要だと述べました。関係機関にも複数の苦情が寄せられています。