ある国際的なテストで、ニュージーランドの10歳の数学と科学は、英語を母国語とする国々の中で最も低いレベルであるという結果が出た。
The Trends in International Maths and Science Studyは、2014年と2015年に、57か国で9年生と5年生の生徒の学力をテストした。数学において、5年生と9年生の平均的な学力は、前回2010年のテスト時とくらべ、大きく変わってはいない。しかし、他の国々の学力が上昇した結果、9年生の科学を除いては、ニュージーランドの生徒たちの得点は、他の英語圏の国々の中では低いレベルとなった。
5年生のうち6パーセントと、9年生の10パーセントは、科学において優秀レベルだが、どちらのグループにおいても12パーセントは、"非常に悪い"、つまり単純な科学の問題も答えられないレベルに位置付けられる。
このレポートでは、ニュージーランドの生徒たちは、数学的な概念、過程、因数などよりも、統計、知識を使っての証明には秀でていると説明されている。