北オタゴ地方のペンギンの巣で今年3羽のyellow-eyed penguin(キンメペンギン)の雛が家禽ジフテリアにかかり、1羽が死亡した。
このジフテリアによる病気は平均2シーズン毎に発生しており、病気にかかりやすい雛が病にかかってしまう。ペンギン救助をしているRosalie Goldsworthy氏によると、抗生剤を摂取する前に多くの雛鳥が死亡してしまうという。Goldsworthy氏はMoeraki 半島で2箇所のペンギンコロニーを管理しているが、今年は85匹の雛鳥のうち31匹死亡してしまった。
この病気の流行が始まった1999年は、およそ600組の繁殖ペアがいたが現在は200組まで落ちてしまい、絶滅に瀕した危険な状況であるという。