ニュージーランド人の自殺人口が多いことは有名だが、最新の調査で、男性の25~29歳、女性では40~44歳の自殺者が多いことがわかった。女性の自殺者は男性より少ないものの、2016年会計年度(2015年7月~2016年6月まで)では170人となり、Coroner’s officeが自殺者の記録開始をした2008年以来、最も悪い数字となった。
全体の自殺者数は2016年会計年では579人が死亡、前年度の564人よりも多くなっている。人口十万人に対する自殺者数は2016年度は12.33で2011年の12.65より減少している。人種ではマオリの自殺者が最も多く、地域別ではカンタベリーが多かった。