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だまされたインド人留学生、国外退去を強いられる

オークランドで勉強している9人のインド人学生たちは、国外退去を通告された。インドに基盤を置く彼らの留学エージェントが、ニュージーランド移民局に偽の書類を提出したからだ。

移民弁護士のアラスター・マクロイモント氏は、学生たちは故国の留学エージェントを通じて学生ビザを取得したが、このエージェントが偽りの書類を提出していたと訴え出ている。偽装された書類が使用されたことを全く知らなかった学生たちを国外退去処分にするのは、間違っていると主張。
「学生たちは、ニュージーランド移民局に、彼らの留学エージェンシーに関する情報を渡しています。しかし移民局は何の手だても打っておらず、これら法を犯した人々を追跡することに、無関心を決め込んでいるように見えます」留学生たちは、彼らの勉強のために各自3万ドルを費やしたとのこと。

フィリピン人労働者達が類似した偽装書類を提出したにも関わらず、留まる事を許された昨年のケースを引き合いに出し、マクロイモント氏はインド人留学生たちも、卒業まで留まるべきだと、移民相に国外退去通告のキャンセルを訴え出ている。