ウェリントンのネイルサロンが、7人の移民労働者に対し計23万ドル以上の補償を命じられました。これは、賃金未払いや不当解雇、雇用契約違反などが認められたためです。
この女性たちは2023年にベトナムから雇用され、ネイル技術者として働くはずでしたが、実際にはマッサージやワックス脱毛、シャンプーなどの業務も強制されていました。契約上は時給29.66ドルで週40時間働くはずでしたが、実際の給与は週200~400ドルと大幅に少なく、長時間労働や休憩なしの勤務もあったといいます。
雇用主のフイン氏は、従業員が労働環境について相談したことに激怒し、2023年12月17日に「自分に反対している」として解雇を通知。裁判所は90日間の試用期間を理由にした解雇は無効と判断し、補償を命じました。