10メートルのザトウクジラが、ウェリントン北のワイカナエビーチに打ち上げられた。
自然保護局の局員が現場で検証し、打ち上げられた若い大人のクジラを埋める準備をしている。
自然保護局スポークスマンは、クジラが死んだのはしばらく前だが、死因は調査中と発表。
打ち上げられた海岸付近には、一般人は立ち寄らないよう警告が出た。
南洋ザトウクジラは、夏には餌場となる高緯度から、冬には繁殖地となる低緯度へと旅し、ニュージーランド海洋域に頻繁に姿を見せる。
クジラの全長が測られ、脂肪のサンプルがオークランド大学に送られるが、死体解剖は行わないとのこと。
保護局は、この地のイウイ(マオリの部族)である、Te Atiawa ki Whakarongotaiと話し、クジラの扱いが地元の掟に則していることを確認した。